日本ブライト旅行社長のブログ
 
栃木県佐野市の旅行会社社長のひとり言です。
 


こころに残る言葉
~説明~
人生の中で幾つかの自分にとって大切な言葉との出逢いがあるそれを忘れずにいたいから・・・・

変化には変化

激変の時代には「変化には変化」である。

何ものにもとらわれず、こだわらず、かたよらず。

柔軟な精神が、リーダーにとっては不可欠な資質といえる。

迷いを離れて悟りを開く知恵のこと。

何ものにもとらわれず、こだわらず、かたよらず。

自由自在。

世の中は自然の法則通りに動いている。自然の法則を正しく知り、この法則に従って無理なく行動することが自由なのだという。

自分とは「自然の一部分」という言葉の首尾をとって縮めたものだという。だからこそ自然の法則を体得することが、もっとも自然で自由となれるのだという。

私は「従流志不変」という言葉が好きですが同じような意味ですね。



5月10日(日)23:12 | トラックバック(0) | コメント(0) | こころに残る言葉 | 管理

自分で実行すること

積極的に自分の方向性を決める。

「今の自分の脳力を知り、目的を定め、いきなり訪れるかもしれないチャンスのために、知識や経験やさまざまな考え方を蓄積する」

■積極的に自分の方向性を決めるための二つの要素

 第一の要素は、自分を知ることです。 
そのためには、自分が経験してきたことを考えてみましょう。
 自分にとって何がいいのかの判断基準は、自分が間違いを犯した経験です。
 それに基づいて誤った選択をしないようにするのです。
 いらないものは捨てて、必要なものだけを利用するようにしましょう。
 しかし、いずれにしても、最終的には、
 すべて自分で決めたことだというのを忘れないでください。

 第二の要素は、自分で心構えをすることです。 
チャンスをつかむための準備をするのです。
 チャンスが訪れる前の準備として、達成目標を決めて計画を立てます。
 目標を設定するための簡単な方法があります。
 まず、望んでいることを決めて書いてみます。
 極端なことでも普通のことでも構いません。
 書き留めて書いたことをいつでも気に留めておいてください。
 自分がいかに脳力を向上させているかを知るために、
 目標を書いたリストを保管しておきましょう。
 自分が変化して、成長していることがわかります。
 目標を設定することで、目標に向かって動きだし、
 さらに野心を駆り立てることができるという利点があります。
 だから、準備をして心構えをしましょう。
 将来の展望をより理解しながら、すべてにチャレンジするのです。
 達成すればどうなるかを思い描くのです。

 人生でいちばん貴重なことは、何を手に入れるかではありません。
 自分がどうなるかです。
 目標を達成するような自分になるために、努力しましょう。



積極的に自分の方向性を決める。

「今の自分の脳力を知り、目的を定め、いきなり訪れるかもしれないチャンスのために、知識や経験やさまざまな考え方を蓄積する」

■目標設定の二つの重要なポイント

第一のポイントは、目標を低く設定しすぎないことです。
要求されることが多く、達成が難しい目標ほど、自分を成長させ、変化させます。
自分が刺激されて、大きくなっていくようにしましょう。


第二のポイントは、妥協しないことです。
手に入れることで妥協すると、幸せにはなれません。自分のためにならないものは、手に入れる必要はないのです。

■価値がある人生とするための四つの条件

第一の条件は、学ぶことです。
学べば価値あるものとなります。自分の経験から学びましょう。ほかの人の経験からも学びましょう

第二の条件は、試すことです。
試してみて、できることとできないことがあります。でも、試さなかったという記録を残してはいけないのです。

第三の条件は、粘ることです。
ずっと同じ場所にいる必要はありませんが、しっかりと結果がわかるまで、そこにいます。何かを完了させるまでは粘りましょう。中途半端に終わらせてはいけません。

第四の条件は思いやることです。
思いやりを持てば、何らかの結果が得られます。たくさん思いやれば、素晴らしい結果が得られます。

価値のある人生を送るには、学んで、試して、粘って、思いやることです。
積極的な方向性を決めて、よく考えましょう。
価値のある人生を築きあげるのです。



自分を信じること

「自分に期待をして、信頼する。自分に自信を抱いて、責任を持つ。 正しく準備して必要な手順を踏めば、目標を達成できる」

■「正の強化」がもたらす二つの利点

できることをすべてやってみて、期待どおりに進展があるのならば、つづけてください。これが「正の強化」と心理学の世界で呼ばれるものです。「正」つまり正しいと評価することで、その行動をもっとするようになることです。

正の強化によって二つの利点があります。

第一の利点は、いい習慣が身につくということです。今実行していることが野心を育てていて、成功に結びつくものならば、いい習慣としてつづけましょう。成功することで、それがいい習慣であったことが、さらに確かめられて、より信じる気になります。

第二の利点は、達成へと駆り立てるエネルギーが生まれるということです。意味がある正しいことをやっていると認識できることで、つづけるためのエネルギーがどんどん生まれるのです。

一つの成功によって、より多くの成功への可能性が広がります。一つ成功すると、次の成功、また別の成功と、成功が待っているのです。

■一日の行動から学ぶために出来事を記録する

脳力がある人は、その日の自分の行動から何かを学ぼうとします。貴重な経験やアイデアを拾いあげることなく、一日を終わらせません。それが、将来によい影響をもたらすからです。

一日の行動から多くのことを学ぶためには、その日を振り返って反省しなければなりません。そのためには記録することが必要です。書き留めていなければ、成功や失敗を顧みることはできないのです。

心の中だけで考えても、正確には読みとれません。歪んだ情報となってしまうのです。

なぜなら心の中だけに閉じ込めておくと、想像力でシナリオを書き換えてしまうことがあるからです。書き留めることで、より事実に基づいた、論理的な事実としてとらえることができるのです。

状況をよくするために、やるべき手順を十分に理解して、物事を客観的に見ましょう。そうすることで、目の前のチャンスへの心構えができるのです。

■うまくいかないときの自分の励まし方

どんなに心構えをして、準備をしても、うまくいかないときがあります。そのようなときには、自分を励ましましょう。それには二つの方法があります。

第一の方法は、逃したチャンスに責任を持つことです。失敗に対して心構えを持つのです。失敗によって、次のチャンスをつかむ可能性が大きくなると思いましょう。次の機会には、差をつけられるような変化を遂げましょう。

第二の方法は、自分がよくなるという決意を思い出すことです。自分をしかったり、責めたりしてはいけません。肝心なのは、次のチャンスです。次のチャンスでは、学んだことを利用するのです。

成功するまで試しつづけましょう。

自分で自分を励まし、自分の脳力を信じましょう。すべては将来の成功のためなのだと心の底から信じるのです。



自分で規律を持つこと

「規律こそ、成功のための決め手。首尾一貫した規律ある生活を送ることが 新たな発見や絶好のチャンスにつながる」

■今やるか、後でやるか――重要な選択

規律とは、人間が常に持っているべき、行動するために必要な意識です。意識と実行が同時発生すれば、規律を持った行動となります。この意識と実行の間にかなりの時間の開きがあると、「先延ばし」という状況になります。

どんな状況でも、二つのうち、いずれかの選択を迫られます。今やるか、後でやるか、つまり、成功のための規律を守るか、先延ばしするかという選択です。

規律のある人生を送ることで、収穫までに時間がかかりますが、豊かな実りがあります。規律のない人生ならば、結果はすぐに出ますが、規律のある人生と比べるとかなり見劣りするものになります。

そして多くの人が、将来の繁栄よりも、目の前にある楽しみを選んでしまいます。

楽なほうを選んでしまうという誘惑を乗り越えるには、どうすればいいのでしょうか?それには、毎日、首尾一貫した規律を持って働くことです。

どんな人生でも、いい例か悪い例かのいずれかに分けられます。悪い例とは、何もしなかったり、自分を哀れんだり、野心を持たない人生です。いい例とは、自分の才能を生かす人生です。規律を自分に課す人生です。

あなたの人生をいい例にしたいのならば、目標をはっきりと持って、それをしっかりと追い求めましょう。

しかし、規律を持ちすぎないように、注意してください。長くではなく、賢く働きましょう。賢明な利己心を持っていれば、適度なバランスのある人生を送ることができます。

■正しい道を歩み続けるためのビジュアル・チェーン

一つひとつの行動や規律は、鎖の輪のようにつながっていて、将来的に一つになります。方向性を決めたり、行動したり、規律を守ることによって、成功の鎖がつながります。何もかもがお互いに関連しあっているのです。

心の中で将来につながる鎖の輪を思い浮かべるのが、ビジュアル・チェーンです。将来に結びつくと分かれば、悪いときでも勇気と強い気持ちを持ちつづけられるはずです。

鎖の輪の一つひとつによって、人生で望むことや、自分がなりたいものへと導かれます。そして、勇気を失ったり、恐れたり、我慢できなくなったりすることなく、成長しつづけるのです。

ビジュアル・チェーンを思い描くと、辛いときでも、将来を考えて野心を抱くことができます。よく考え抜いたプランを持つと、ビジュアル・チェーンが作られます。自分が何に向かって進むかを知ることで、つながった鎖の輪を思い浮かべられるのです。

人生の作戦プランを立てましょう。そして、プランに従って実行するという規律を持ちつづけるのです。

首尾一貫して、自分で規律を持つことで、魔法のような効果があります。自分が変わるだけでなく、収入や態度、ライフスタイル、他人への影響力を変えるための脳力が高まります。人の意見を変えられるようになるのです。

■実行力がある人間に共通する二つの条件

実行力がある人は、計画を立てて実行して、また計画を立てるといった活動を繰り返しています。妥協せず、チャンスを追い求めています。野心を実現するために、動きまわりながら、チャンスを探しているのです。

実行力がある人間には、二つの条件があります。

第一の条件は、クリエイティブな独創性です。どんなチャンスがあって、それが自分のためにどう利用できるかを知るための独創性です。物事を違った観点から見て、人とは違うアプローチをとります。

第二の条件は、クリエイティブになるための勇気を持つことです。物事を違った観点で見る勇気、人とは違うアプローチをとるための勇気、行動をするための勇気です。

自分が自分のことをどう思っているのかを理解しましょう。自分は価値がある人間かどうか問いただしてみるのです。

自分の価値を知ることで、実行力が持てます。自分自身について肯定的な態度で、自尊心を持ちながら、成功するためのチャンスを探しましょう。方向性を決めて、自分を信じて、規律を持つのです。

毎日、少しずつ、実力以上のことをしていきます。そうすれば、行動をする習慣が身につきます。それをつづけると自信がついて、もっと勇気が持てるようになります。独創性や自尊心が大きくふくらみます。

自分が何を持っているかで、自分の価値が決まるわけではありません。自分がどんな人間になるかで、価値が決まるのです。

「実行力を持って、何かができる技術を身につける。チャンスを作り、それを生かす。目の前の可能性に気づくように意識を持つ」

■勇気を邪魔する心の敵をやっつける

野心の実現のためには、正しいことをやりつづけて間違っていることに立ち向かわなければなりません。

成功へとつながる道から外れる大きな要因が、恐怖心です。恐怖心によって、人生で手に入るべきものが手に入れられなくなります。恐怖心と戦いましょう。

同じように勇気を持てない要因となっているのが、優柔不断という心の中にいる敵です。優柔不断で決心ができないと、チャンスが逃げていきます。実行力が奪われてしまいます。将来のためのチャンスが奪われるのです。優柔不断という心の敵と戦いましょう。

これとは別の心の敵が懐疑心です。疑いすぎることで、人生もチャンスもメチャメチャになります。お金がなくなるだけでなく、心も空っぽになります。疑いは心の敵です。取り除きましょう。

次の心の敵は、心配です。心配しすぎると臆病になります。何事にも立ち向かいましょう。イヤな目に遭ったら、自分で押し返せばいいのです。

次の心の中にいる敵は、用心のしすぎです。人生に対して臆病になることです。臆病で内気なのは美徳ではなく、病です。そのままにしておくと、病気のように体が侵されてしまいます。

これら、心の敵と戦いましょう。勇気を持って、野心を遠ざけるものと戦います。自分のほしいものを手に入れる人生のために、勇気を持ちましょう。



5月5日(火)22:48 | トラックバック(0) | コメント(0) | こころに残る言葉 | 管理

人間の幸福は、4つに集約される

人間の幸福は
1.愛されること
2.ほめられること
3.人の役に立つこと 
4.人に必要とされること

この4つに集約される



4月20日(月)07:06 | トラックバック(0) | コメント(0) | こころに残る言葉 | 管理

愛とは・・・「心を並べて立つ」こと

愛とは・・・「心を並べて立つ」こと。

1995年4月に発刊された。生きるヒント 「一日一話」第1章 今日を楽しめる人、楽しめない人の中で紹介されている内容です。

俳人・・松尾芭蕉が、大家となる以前のことである。
「吉野の桜を是非見たい」といって、伊賀から大和の国に旅った。

途中、ある村にとても孝行な娘がいると聞いて、態々(わざわざ)その家を訪ねてみた。家も身なりもみすぼらしく、その貧しさのほどが容易に知れた。芭蕉は財布を逆さに振って一両を取り出し「どうぞこれで、ご両親の好きなものでも買ってあげてください」と、娘に押しつけるように渡した。吉野まで行く旅費はもうない。

Uターンして帰って来た芭蕉に、ある人が「せっかく行かれたのに、惜しかったですね」といったのに答えて「私は桜の美しさを見たくて旅立ったのだが、桜よりももっと以上の、人間の美しさを見ることができた。だから、思い残すことはありません。」

いまとは交通事情が違うから、もう一度行くというのは大変なことである。それでも、惜しくなかった、という。いえる心があったからこそ、優れた句の数々は生まれたのだろう。





愛とは、相手の眼を見つめることでは無いのですね。
二人で並んで、同じ方向を向いて立って、一つのものを一緒に見つめることですね。

様々な愛の形や絆が「心を並べて立つ」ことのように思えます・・。

子供達は、今日から新学期です。
がんばれ!  最高学年!!



4月8日(水)07:17 | トラックバック(0) | コメント(0) | こころに残る言葉 | 管理

「明日に贈ることば」年齢重ねてわかるもの

「明日に贈ることば」年齢重ねてわかるもの

「二、三十代のころ、この作品に関心を持ったことはありませんでしたが、四十を過ぎ、相田みつを美術館をつくったころになってこの作品が切実に感じるようになりました」と相田みつを美術館館長の相田一人さんは振り返ります。

特に後半部分。
なまけていればわからなかったことが、何かをやればやるほど問題点が見えてくるのも事実。
相田館長は、「『若いくせに』という物言いは好きではありませんが年齢、体験を重ねなければわからないものは確かにあるんですね」といいます。



3月25日(水)22:50 | トラックバック(0) | コメント(0) | こころに残る言葉 | 管理

サービスは、キャッチボール

「サービスは、キャッチボール。短いやり取りを、長く続けること。」


旧友や恩師など「そういえば、あの人どうしているかな」と、ふと懐かしい人を思い出すことは誰しもあるでしょう。

そういうときに、当の本人から連絡があったとしたら、どんな気持ちになるでしょうか。
きっと、少なからず嬉しい気持ちを持つのではないでしょうか。

ビジネスも同様です。
営業に回ったり、営業を受けたりした経験がある人はおわかりのように、一度の接触ですぐに実を結ぶというのは、きわめてレアなケースです。

その多くは、1カ月後、3カ月後、と何度か顔を合わせて話を重ねることで、互いのビジネスに魅力を持ち、相手の人柄を知って信頼感が生まれたとき、初めて契約を結ぶことになるでしょう。

また、細く長く関係を繋げていることで、初めて会ってから1年後に、最初に提案した案件とは別の案件で契約が成立した、というケースも少なくありません。

忘れた頃に軽くアプローチすることで、相手に自分の存在を忘れないでいてもらえたら、それが初めの一歩になるのです。

数カ月前にやりとりを交わした方へ、これを機に、一度連絡を取ってみてはどうでしょうか。


ただし、あまりしつこくアプローチして
「四六時中声をかけてくる人」=「うっとうしい人」
と印象づけてしまわないように、注意してくださいね。

作家の中谷彰宏さんの言葉。
「サービスは、キャッチボール。短いやり取りを、長く続けること。」

著書には、「面接の達人」シリーズなど多数。 現在、俳優としてテレビやラジオでも活躍。



3月11日(水)07:51 | トラックバック(0) | コメント(0) | こころに残る言葉 | 管理

独立自尊


【独立自尊】

国家権力や社会風潮に迎合せず(独立)、何事も尊厳をもって自己の判断・責任で行う(自尊)という意味

人に頼らずに自分の力だけで事を行い、自己の人格・尊厳を保つこと。

書:婁正綱(ろう・せいこう)



 
私の友人に、独立自尊を絵にかいたような人がいる。
共通して涙もろい。

経営者は、いつも孤独との戦いだから、気を許せる友の前ではほろりとするのだろう。

群れない、媚びない。
私達は、広い世界を歩いてきたから、これからも歩くのだから・・・。

我は行く、広い世界へ・・・。



3月3日(火)22:31 | トラックバック(0) | コメント(3) | こころに残る言葉 | 管理

益者三友

君子の交わりは淡きこと水の如し

君子の交友は水のようにさっぱりしているが、その友情はいつまでもかわらない。



益者三友


付き合って自分のためになる三種類の友人は、
・正直な友
・誠実な友
・知識のある友

茨城県O先生・千葉県T先生・埼玉県A先生は、講師仲間である。



3月3日(火)07:32 | トラックバック(0) | コメント(0) | こころに残る言葉 | 管理

スティーブ・ジョブズの感動スピーチ

アップル社を創ったスティーブ・ジョブスSteven Jobsが2005年にスタンフォード大学卒業祝賀スピーチ(日本語訳)
PART 1. BIRTH

 ありがとう。世界有数の最高学府を卒業される皆さんと、本日こうして晴れの門出に同席でき大変光栄です。実を言うと私は大学を出たことがないので、これが今までで最も大学卒業に近い経験ということになります。

 本日は皆さんに私自身の人生から得たストーリーを3つ紹介します。それだけです。どうってことないですよね、たった3つです。最初の話は、点と点を繋ぐというお話です。

 私はリード大学を半年で退学しました。が、本当にやめてしまうまで18ヶ月かそこらはまだ大学に居残って授業を聴講していました。じゃあ、なぜ辞めたんだ?ということになるんですけども、それは私が生まれる前の話に遡ります。

 私の生みの母親は若い未婚の院生で、私のことは生まれたらすぐ養子に出すと決めていました。育ての親は大卒でなくては、そう彼女は固く思い定めていたので、ある弁護士の夫婦が出産と同時に私を養子として引き取ることで手筈はすべて整っていたんですね。ところがいざ私がポンと出てしまうと最後のギリギリの土壇場になってやっぱり女の子が欲しいということになってしまった。で、養子縁組待ちのリストに名前が載っていた今の両親のところに夜も遅い時間に電話が行ったんです。「予定外の男の赤ちゃんが生まれてしまったんですけど、欲しいですか?」。彼らは「もちろん」と答えました。

 しかし、これは生みの母親も後で知ったことなんですが、二人のうち母親の方は大学なんか一度だって出ていないし父親に至っては高校もロクに出ていないわけです。そうと知った生みの母親は養子縁組の最終書類にサインを拒みました。そうして何ヶ月かが経って今の親が将来私を大学に行かせると約束したので、さすがの母親も態度を和らげた、といういきさつがありました。

PART 2. COLLEGE DROP-OUT

 こうして私の人生はスタートしました。やがて17年後、私は本当に大学に入るわけなんだけど、何も考えずにスタンフォード並みに学費の高いカレッジを選んでしまったもんだから労働者階級の親の稼ぎはすべて大学の学費に消えていくんですね。そうして6ヶ月も過ぎた頃には、私はもうそこに何の価値も見出せなくなっていた。自分が人生で何がやりたいのか私には全く分からなかったし、それを見つける手助けをどう大学がしてくれるのかも全く分からない。なのに自分はここにいて、親が生涯かけて貯めた金を残らず使い果たしている。だから退学を決めた。全てのことはうまく行くと信じてね。

 そりゃ当時はかなり怖かったですよ。ただ、今こうして振り返ってみると、あれは人生最良の決断だったと思えます。だって退学した瞬間から興味のない必修科目はもう採る必要がないから、そういうのは止めてしまって、その分もっともっと面白そうなクラスを聴講しにいけるんですからね。

 夢物語とは無縁の暮らしでした。寮に自分の持ち部屋がないから夜は友達の部屋の床に寝泊りさせてもらってたし、コーラの瓶を店に返すと5セント玉がもらえるんだけど、あれを貯めて食費に充てたりね。日曜の夜はいつも7マイル(11.2km)歩いて街を抜けると、ハーレクリシュナ寺院でやっとまともなメシにありつける、これが無茶苦茶旨くてね。

 しかし、こうして自分の興味と直感の赴くまま当時身につけたことの多くは、あとになって値札がつけられないぐらい価値のあるものだって分かってきたんだね。
 ひとつ具体的な話をしてみましょう。



PART 3. CONNECTING DOTS

 リード大学は、当時としてはおそらく国内最高水準のカリグラフィ教育を提供する大学でした。キャンパスのそれこそ至るところ、ポスター1枚から戸棚のひとつひとつに貼るラベルの1枚1枚まで美しい手書きのカリグラフィ(飾り文字)が施されていました。私は退学した身。もう普通のクラスには出なくていい。そこでとりあえずカリグラフィのクラスを採って、どうやったらそれができるのか勉強してみることに決めたんです。

 セリフをやってサンセリフの書体もやって、あとは活字の組み合わせに応じて字間を調整する手法を学んだり、素晴らしいフォントを実現するためには何が必要かを学んだり。それは美しく、歴史があり、科学では判別できない微妙なアートの要素を持つ世界で、いざ始めてみると私はすっかり夢中になってしまったんですね。

 こういったことは、どれも生きていく上で何ら実践の役に立ちそうのないものばかりです。だけど、それから10年経って最初のマッキントッシュ・コンピュータを設計する段になって、この時の経験が丸ごと私の中に蘇ってきたんですね。で、僕たちはその全てをマックの設計に組み込んだ。そうして完成したのは、美しいフォント機能を備えた世界初のコンピュータでした。

 もし私が大学であのコースひとつ寄り道していなかったら、マックには複数書体も字間調整フォントも入っていなかっただろうし、ウィンドウズはマックの単なるパクりに過ぎないので、パソコン全体で見回してもそうした機能を備えたパソコンは地上に1台として存在しなかったことになります。

 もし私がドロップアウト(退学)していなかったら、あのカリグラフィのクラスにはドロップイン(寄り道)していなかった。

 そして、パソコンには今あるような素晴らしいフォントが搭載されていなかった。
 もちろん大学にいた頃の私には、まだそんな先々のことまで読んで点と点を繋げてみることなんてできませんでしたよ。だけど10年後振り返ってみると、これほどまたハッキリクッキリ見えることもないわけで、そこなんだよね。もう一度言います。未来に先回りして点と点を繋げて見ることはできない、君たちにできるのは過去を振り返って繋げることだけなんだ。だからこそバラバラの点であっても将来それが何らかのかたちで必ず繋がっていくと信じなくてはならない。自分の根性、運命、人生、カルマ…何でもいい、とにかく信じること。点と点が自分の歩んでいく道の途上のどこかで必ずひとつに繋がっていく、そう信じることで君たちは確信を持って己の心の赴くまま生きていくことができる。結果、人と違う道を行くことになってもそれは同じ。信じることで全てのことは、間違いなく変わるんです。

PART 4. FIRED FROM APPLE

 2番目の話は、愛と敗北にまつわるお話です。

 私は幸運でした。自分が何をしたいのか、人生の早い段階で見つけることができた。実家のガレージでウォズとアップルを始めたのは、私が二十歳の時でした。がむしゃらに働いて10年後、アップルはガレージの我々たった二人の会社から従業員4千人以上の20億ドル企業になりました。そうして自分たちが出しうる最高の作品、マッキントッシュを発表してたった1年後、30回目の誕生日を迎えたその矢先に私は会社を、クビになったんです。

 自分が始めた会社だろ?どうしたらクビになるんだ?と思われるかもしれませんが、要するにこういうことです。アップルが大きくなったので私の右腕として会社を動かせる非常に有能な人間を雇った。そして最初の1年かそこらはうまく行った。けど互いの将来ビジョンにやがて亀裂が生じ始め、最後は物別れに終わってしまった。いざ決裂する段階になって取締役会議が彼に味方したので、齢30にして会社を追い出されたと、そういうことです。しかも私が会社を放逐されたことは当時大分騒がれたので、世の中の誰もが知っていた。

 自分が社会人生命の全てをかけて打ち込んできたものが消えたんですから、私はもうズタズタでした。数ヶ月はどうしたらいいのか本当に分からなかった。自分のせいで前の世代から受け継いだ起業家たちの業績が地に落ちた、自分は自分に渡されたバトンを落としてしまったんだ、そう感じました。このように最悪のかたちで全てを台無しにしてしまったことを詫びようと、デイヴィッド・パッカードとボブ・ノイスにも会いました。知る人ぞ知る著名な落伍者となったことで一時はシリコンヴァレーを離れることも考えたほどです。

 ところが、そうこうしているうちに少しずつ私の中で何かが見え始めてきたんです。私はまだ自分のやった仕事が好きでした。アップルでのイザコザはその気持ちをいささかも変えなかった。振られても、まだ好きなんですね。だからもう一度、一から出直してみることに決めたんです。

 その時は分からなかったのですが、やがてアップルをクビになったことは自分の人生最良の出来事だったのだ、ということが分かってきました。成功者であることの重み、それがビギナーであることの軽さに代わった。そして、あらゆる物事に対して前ほど自信も持てなくなった代わりに、自由になれたことで私はまた一つ、自分の人生で最もクリエイティブな時代の絶頂期に足を踏み出すことができたんですね。

 それに続く5年のうちに私はNeXTという会社を始め、ピクサーという会社を作り、素晴らしい女性と恋に落ち、彼女は私の妻になりました。
 ピクサーはやがてコンピュータ・アニメーションによる世界初の映画「トイ・ストーリー」を創り、今では世界で最も成功しているアニメーション・スタジオです。

 思いがけない方向に物事が運び、NeXTはアップルが買収し、私はアップルに復帰。NeXTで開発した技術は現在アップルが進める企業再生努力の中心にあります。ロレーヌと私は一緒に素晴らしい家庭を築いてきました。

 アップルをクビになっていなかったらこうした事は何ひとつ起こらなかった、私にはそう断言できます。そりゃひどい味の薬でしたよ。でも患者にはそれが必要なんだろうね。人生には時としてレンガで頭をぶん殴られるようなひどいことも起こるものなのです。だけど、信念を放り投げちゃいけない。私が挫けずにやってこれたのはただ一つ、自分のやっている仕事が好きだという、その気持ちがあったからです。皆さんも自分がやって好きなことを見つけなきゃいけない。それは仕事も恋愛も根本は同じで、君たちもこれから仕事が人生の大きなパートを占めていくだろうけど自分が本当に心の底から満足を得たいなら進む道はただ一つ、自分が素晴しいと信じる仕事をやる、それしかない。そして素晴らしい仕事をしたいと思うなら進むべき道はただ一つ、好きなことを仕事にすることなんですね。まだ見つかってないなら探し続ければいい。落ち着いてしまっちゃ駄目です。心の問題と一緒でそういうのは見つかるとすぐピンとくるものだし、素晴らしい恋愛と同じで年を重ねるごとにどんどんどんどん良くなっていく。だから探し続けること。落ち着いてしまってはいけない。



PART 5. ABOUT DEATH

 3つ目は、死に関するお話です。

 私は17の時、こんなような言葉をどこかで読みました。確かこうです。「来る日も来る日もこれが人生最後の日と思って生きるとしよう。そうすればいずれ必ず、間違いなくその通りになる日がくるだろう」。それは私にとって強烈な印象を与える言葉でした。そしてそれから現在に至るまで33年間、私は毎朝鏡を見て自分にこう問い掛けるのを日課としてきました。「もし今日が自分の人生最後の日だとしたら、今日やる予定のことを私は本当にやりたいだろうか?」。それに対する答えが“NO”の日が幾日も続くと、そろそろ何かを変える必要があるなと、そう悟るわけです。

 自分が死と隣り合わせにあることを忘れずに思うこと。これは私がこれまで人生を左右する重大な選択を迫られた時には常に、決断を下す最も大きな手掛かりとなってくれました。何故なら、ありとあらゆる物事はほとんど全て…外部からの期待の全て、己のプライドの全て、屈辱や挫折に対する恐怖の全て…こういったものは我々が死んだ瞬間に全て、きれいサッパリ消え去っていく以外ないものだからです。そして後に残されるのは本当に大事なことだけ。自分もいつかは死ぬ。そのことを思い起こせば自分が何か失ってしまうんじゃないかという思考の落とし穴は回避できるし、これは私の知る限り最善の防御策です。

 君たちはもう素っ裸なんです。自分の心の赴くまま生きてならない理由など、何一つない。
              
PART 6. DIAGNOSED WITH CANCER

 今から1年ほど前、私は癌と診断されました。 朝の7時半にスキャンを受けたところ、私のすい臓にクッキリと腫瘍が映っていたんですね。私はその時まで、すい臓が何かも知らなかった。

 医師たちは私に言いました。これは治療不能な癌の種別である、ほぼ断定していいと。生きて3ヶ月から6ヶ月、それ以上の寿命は望めないだろう、と。主治医は家に帰って仕事を片付けるよう、私に助言しました。これは医師の世界では「死に支度をしろ」という意味のコード(符牒)です。

 それはつまり、子どもたちに今後10年の間に言っておきたいことがあるのなら思いつく限り全て、なんとか今のうちに伝えておけ、ということです。たった数ヶ月でね。それはつまり自分の家族がなるべく楽な気持ちで対処できるよう万事しっかりケリをつけろ、ということです。それはつまり、さよならを告げる、ということです。

 私はその診断結果を丸1日抱えて過ごしました。そしてその日の夕方遅く、バイオプシー(生検)を受け、喉から内視鏡を突っ込んで中を診てもらったんですね。内視鏡は胃を通って腸内に入り、そこから医師たちはすい臓に針で穴を開け腫瘍の細胞を幾つか採取しました。私は鎮静剤を服用していたのでよく分からなかったんですが、その場に立ち会った妻から後で聞いた話によると、顕微鏡を覗いた医師が私の細胞を見た途端、急に泣き出したんだそうです。何故ならそれは、すい臓癌としては極めて稀な形状の腫瘍で、手術で直せる、そう分かったからなんです。こうして私は手術を受け、ありがたいことに今も元気です。

 これは私がこれまで生きてきた中で最も、死に際に近づいた経験ということになります。この先何十年かは、これ以上近い経験はないものと願いたいですけどね。

 以前の私にとって死は、意識すると役に立つことは立つんだけど純粋に頭の中の概念に過ぎませんでした。でも、あれを経験した今だから前より多少は確信を持って君たちに言えることなんだが、誰も死にたい人なんていないんだよね。天国に行きたいと願う人ですら、まさかそこに行くために死にたいとは思わない。にも関わらず死は我々みんなが共有する終着点なんだ。かつてそこから逃れられた人は誰一人としていない。そしてそれは、そうあるべきことだら、そういうことになっているんですよ。何故と言うなら、死はおそらく生が生んだ唯一無比の、最高の発明品だからです。それは生のチェンジエージェント、要するに古きものを一掃して新しきものに道筋を作っていく働きのあるものなんです。今この瞬間、新しきものと言ったらそれは他ならぬ君たちのことだ。しかしいつか遠くない将来、その君たちもだんだん古きものになっていって一掃される日が来る。とてもドラマチックな言い草で済まんけど、でもそれが紛れもない真実なんです。

 君たちの時間は限られている。だから自分以外の他の誰かの人生を生きて無駄にする暇なんかない。ドグマという罠に、絡め取られてはいけない。それは他の人たちの考え方が生んだ結果とともに生きていくということだからね。その他大勢の意見の雑音に自分の内なる声、心、直感を掻き消されないことです。自分の内なる声、心、直感というのは、どうしたわけか君が本当になりたいことが何か、もうとっくの昔に知っているんだ。だからそれ以外のことは全て、二の次でいい。



PART 7. STAY HUNGRY, STAY FOOLISH

 私が若い頃、"The Whole Earth Catalogue(全地球カタログ)"というとんでもない出版物があって、同世代の間ではバイブルの一つになっていました。

 それはスチュアート・ブランドという男がここからそう遠くないメンローパークで製作したもので、彼の詩的なタッチが誌面を実に生き生きしたものに仕上げていました。時代は60年代後半。パソコンやデスクトップ印刷がまだ普及する前の話ですから、媒体は全てタイプライターとはさみ、ポラロイドカメラで作っていた。だけど、それはまるでグーグルが出る35年前の時代に遡って出されたグーグルのペーパーバック版とも言うべきもので、理想に輝き、使えるツールと偉大な概念がそれこそページの端から溢れ返っている、そんな印刷物でした。

 スチュアートと彼のチームはこの”The Whole Earth Catalogue”の発行を何度か重ね、コースを一通り走り切ってしまうと最終号を出した。それが70年代半ば。私はちょうど今の君たちと同じ年頃でした。

 最終号の背表紙には、まだ朝早い田舎道の写真が1枚ありました。君が冒険の好きなタイプならヒッチハイクの途上で一度は出会う、そんな田舎道の写真です。写真の下にはこんな言葉が書かれていました。「Stay hungry, stayfoolish.(ハングリーであれ。馬鹿であれ)」。それが断筆する彼らが最後に残した、お別れのメッセージでした。「Stay hungry, stay foolish.」

 それからというもの私は常に自分自身そうありたいと願い続けてきた。そして今、卒業して新たな人生に踏み出す君たちに、それを願って止みません。

Stay hungry, stay foolish.

ご清聴ありがとうございました。



2月5日(木)07:20 | トラックバック(0) | コメント(0) | こころに残る言葉 | 管理

受身 ― 負ける練習

受身 ― 負ける練習

柔道の基本は受身
受身とは投げ飛ばされる練習 
人の前で叩きつけられる練習
人の前でころぶ練習 
人の前で負ける練習です。

つまり、人の前で失敗をしたり 恥をさらす練習です
自分のカッコの悪さを多くの人の前で 
ぶざまにさらけ出す練習それが受身です。

柔道の基本ではカッコよく勝つことを教えない
素直にころぶことを教える 
いさぎよく負けることを教える

長い人生には
カッコよく勝つことよりも
ぶざまに負けたり
だらしなく恥をさらすことのほうが 
はるかに多いからです。
  
だから柔道では 
初めに負け方を教える
しかも 本腰を入れて 負けることを教える

その代わりころんでもすぐ起き上がる 
負けてもすぐ立ち直る
それが受身の極意
極意が身につけば達人だ

若者よ 失敗を気にするな
負けるときはさらりと負けるがいい
口惜しいときには「こんちくしょう!!」と
正直に叫ぶがいい 
弁解なんか一切するな
泣きたいときには 思いきり泣くがいい
やせ我慢などすることはない

その代わり
スカッーと泣いて ケロリと止めるんだ

早くから勝つことを覚えるな
負けることをうんと学べ 恥をさらすことにうまくなれ
そして下積みや下働きの苦しみをたっぷり体験することだ
体験したものは身につく
身についたもの - それはほんものだ

若者よ
頭と体のやわらかいうちに 受身をうんと習っておけ
受身さえ身についておけば
何回失敗しても
すぐ立ち直ることができるから・・・

そして負け方や受身のほんとうに身についた人間が
世の中の悲しみや苦しみに耐えて
ひと(他人)の胸の痛みを 心の底から理解できる
やさしく温かい人間になれるんです。

相田みつを



1月19日(月)23:34 | トラックバック(0) | コメント(2) | こころに残る言葉 | 管理

阿吽の呼吸

『 私たちは踏みなれた生活の軌道から放り出されると、もうだめだと思います。しかし、実はそこにようやく新しく良いものがはじまるのです 』 ~トルストイ

新しい土地に移り住んでも、「住めば都」といわれるようにやがては自分にとって居心地のよい環境となっていきます。
最初は遠慮がちたっだ人間関係も、共に長い時間を過ごせば、「阿吽の呼吸」で相手の考えることも分かるようになります。



12月8日(月)23:30 | トラックバック(0) | コメント(0) | こころに残る言葉 | 管理

労いの言葉

労いの言葉は、・・・。

20年以上前に、朝礼で先輩のセールスウーマンがお客様から言葉の使い方で注意を受けたこという題で3分間スピーチをしたのです。

添乗業務では、最終のご挨拶の際に謝辞を申し上げます。
到着後にオガナイザーから「ご苦労さまという言葉は、目上から目下に労をねぎらう時に使うものですよ。」と言われたそうです。

労いの言葉というものは、上司が部下に命令し、その部下の骨折りに対して「ねぎらう」のが本来の意味です。

部下から上司に命令はしませんので、「ねぎらい」は、ありません。

労いでなく、感謝の言葉として「お疲れさまでした。」と教えられたそうです。

ですから、私はこの言葉を噛み締めて「お疲れさまでした。」と言います。

叩かれて強くなる
叱られて正しくなる
笑われて反省する



もうひとつ
2001年に、スタートしたブライト倶楽部という勉強会で
のことですが「すいません」はやめようとメンバーに提案をしました。

特に旅行業界では、ミスもしていないのに「すみません。」と口癖のような方が多い。
「ミスしません」と言った方がいいのでは?

「ありがとうございます」と言いましょう!
最初に「あ」と発すると明るいイメージがありいいんだよ。そうしようと皆で決めました。

自分が意識して言葉を使うことで、気分をコントロールすることも出来ますね。

お酒を注ぐと「社長、すみません。」
駄目だこりゃ!

意識することで変わる

出会いは人生を変え、
   感動は人間を変える!

言葉は、言霊です。



7月23日(水)14:49 | トラックバック(0) | コメント(0) | こころに残る言葉 | 管理

報徳訓

私が、小学4年生の夏から、栃木県佐野市(旧葛生町)にあった安蘇沢柔道場に通い始めました。

母の実家から川を挟んであった道場。
天神橋を渡ると直ぐにあり、そこで土用稽古、寒稽古などが行われ友達と通いました。

そこで、稽古が終えるときに「報徳訓」を読むのです。
報徳訓の意味がわからないが毎回、道場生が一諸に読むのです。



父母の根元は天地の令命にあり
身体の根元は父母の生育にあり
子孫の相続は夫婦の丹精にあり
父母の富貴は祖先の勤功にあり
吾身の富貴は父母の積善にあり
子孫の富貴は自己の勤労にあり
身命の長養は衣食住の三つにあり
衣食住の三つは田畑山林にあり
田畑山林は人民の勤耕にあり
今年の衣食は昨年の産業にあり
来年の衣食は今年の艱難にあり
年年歳歳報徳を忘るべからず

子供の時には、人生は努力次第と思っていても、大人になると現実はそうではないと思うようになります。

昔の人は、それを子供のときから教えました。

自分ひとりで生きているのではなく天地自然があり、親があり先祖があり、他の人があり、その行動によって自分の境遇が決まっていて、自分の行動がまた子孫や他人の境遇を決めることと。

感謝と勤労と積善の奨めをこの報徳訓はわかりやすく説いています。

これが日本の道徳の基本といえるかもしれません。

柔道では、「柔よく剛を制す」、「小よく大を制す」とか「自他共栄」、「礼に始まり礼に終わる」など他にもいっぱい学びました。

スポーツを通じて学ぶことも多いですね。

報徳二宮神社HP
http://www.ninomiya.or.jp/sontoku/houtokukun/index.html



7月20日(日)20:42 | トラックバック(0) | コメント(0) | こころに残る言葉 | 管理

純粋だからこそ この世に適用できない

純粋だからこそ この世に適用できない
物が満ち足りた時代に生まれた者のもろさ

賢明な人と共に歩きなさい!
 そして、賢明になりなさい!
同時に愚かな人と交わりなさい。
 そして、迷ってみなさい。

私は、相当に色々な道に迷った人生かと思います。
まだ、人生なんか語れませんが。

5月30日に準備をしていた書類を休日を挟んで、再度確認をしたら、ある書類が足りませんでした。

20年ほど前に取得した書類です。
必ずあるのですが、どうしたら良いか?
そうです。
提出先に電話で事情を説明したら、焦っていました。
イレギュラーなことは、想定外ですから・・・

書類を持っている証拠はあるのです。
しかし、実物が・・

全ての書類を提出していただければと・・・

ふと、Aさんの顔が浮かんで電話を入れたところ。
添乗中なのですが、携帯電話に出ていただいて・・・
「何でそんなことを・・・」とAさん笑うしかないですね。

ひらめきが、「書類を発行したところへ」・・・
再発行をして下さるということで解決しました。

生きる力が付いてきました。
賢明に生きている人。愚かな人。
混ざるから生きる力が付いてくるのですね。

タフでなくてはいけませんね。



6月4日(水)23:38 | トラックバック(0) | コメント(3) | こころに残る言葉 | 管理

徳不弧必有隣

本日は、終日見積もりづくりでした。

企画書の中に私の好きなお店をおすすめさせていただきました。
埼玉県の長瀞にある竹膳料理で有名な「有隣倶楽部」です。

企画書へ名前の由来を添えました。
「論語」の中に「徳不弧、必有隣=徳は弧ならず必ず隣あり」というものがありす。
もう少し詳しく説明しますと「徳を守るものは、時には孤独を感じることもあるが、徳を行っている限り、人は決して孤立するものではなく、必ず良き隣人たる共鳴者が現れる」という意味です。

その論語から有隣倶楽部とつけたと言われています。

先月の旅行中、ある方が「徳を積みましたね。損得の得でなく、恩恵や品性の徳ですよ。」
徳を積む。
社会貢献ですね。

人が認めようが認めまいが黙って、頑張っていれば、自分を裏切ることにはならない。
良いものには必ず理解者があらわれる。
皆さんも、孤独の寂しさに負けずがんばって下さい。 ...
 



6月1日(日)23:21 | トラックバック(0) | コメント(0) | こころに残る言葉 | 管理

和顔愛語

人と人のふれあい、心と心の深いつながりは、短期間にできるものではありません。
イロハから 積み上げていく必要があります。
そのコツは、"和顔愛語"ということです。
やさしい顔つき(和顔)、 おだやかな親しみあることば使い(愛語)。

"和顔愛語"の四文字はコミュニケーションの専門家になるパスポートです。

人と対応するとき、相手の身になって自分の身体や能力で出来る心がけ・態度・言葉等による奉仕の実践ですね。

※本日、小学校のPTA本部役員の集まりがあります。
今回、次年度から2年間PTA本部役員になって下さる。
O貫さんに夫婦でお礼に伺いました。
以前育成会で、O貫さんと会長・副会長をした間柄です。
良かった。



・本部役員としては「性格・意識・能力」の3つの力を必要としています。

また、組織運営で大切なのは、聖徳太子が制定した。
『憲法17条』の冒頭第一条に
「和を以(もっ)て貴(とうと)しと為(す)。
忤(さか)うること無きを宗(むね)と為」と有名な条文が出ていることでも分かる通り、かなり歴史をさかのぼってもこの『和』が保たれなければ、その組織は力を発揮出来なく自主性・協調性も必要です。



3月21日(金)01:49 | トラックバック(0) | コメント(0) | こころに残る言葉 | 管理

マザー・テレサ

1910年、“アグネス・ゴンジャ・ボヤジュ”として生まれ、“テレサ”の名のもと修道女になった彼女は、1946年のある日『最も貧しい人々への神の愛を実践しなさい』と告げる声を聞く。

マザー・テレサがインドのスラム街にはじめて『青空教室』を開設したのは、1948年のこと。

薬を買って、粗末なサリーをまとってスラム街に立ったとき、所持金はわずか5ルピー。

「富の中から分かち合うのではなく、ないものを分かち合うのです」と彼女は言ったそうだ。

1950年にはインドに帰化し、12人のシスターと共に、貧しい中のもっとも貧しい人に仕える修道会『神の愛の宣教者会』を設立し、総長に就任。

このときから、彼女は“マザー・テレサ”と呼ばれるようになった。
その後、1952年には路上で死にそうになっている人を連れてきて最期をみとるための施設『死を待つ人々の家』を開設、1955年には孤児のための施設『聖なる子どもの家』を設立、1968年にはハンセン病患者のコミューン『平和の村』を、1975年には学校・病院・作業所を持つ複合センター『プレム・ダム』を開設。

そして、1979年にノーベル平和賞を受賞。

1997年3月に病気のため総長を引退するまで、インドだけに止まらず、日本など各地で講演を行ったり、精力的に活動を続けていた。

しかし、1997年9月6日、羽根も光輪も持たない、この20世紀の“天使”は、「もう息ができないわ」の言葉を残し、永眠した。

だがその存在は、世界で最も尊敬される女性として、今なお強く我々の心に生き続けている。



マザー・テレサの言葉
(「母なることの由来」「母なるひとの言葉」より)

人々は忙しすぎます
何かに夢中で時間がありません
互いに微笑みを交わす暇さえないのです

食べ物に飢えた人ならば 食べ物を与えればその飢えは満たせます
けれど孤独な人の心の貧困は、もっと深刻なのです
よく見れば 世界中に“コルカタ”があります

愛への激しい飢え
誰もがその苦痛や孤独を 人生で経験します
家族の中にもいるかもしれない“貧しい”人々を見出し、愛し、 愛を実践に移すのです



すべての人は愛し愛されるために創られました
ヒンドゥー ムスリム ユダヤ教徒 キリスト教徒
人種や宗教の別なく 男性も女性も子供も神の子なのです

許すには多くの愛を要します
けれど 許しを請うには より多くの謙虚さが必要です

貧困を作り出すのは神ではなく 私たち人間です
私たちが、 分け合わないからです


人は皆 特別な才能を与えられています
芋の皮しかむけないならそれを立派にやるのが神への愛なのです
問題は何をするかや、その大きさではありません
その行動にどれだけ愛を込めるかです

愛や神を語っても
実際には愛さない人もいます
実践してこそ愛なのです


それは羽根も光輪も持たない小柄な女性の姿で、この世に愛の大切さを教えてくれた。「人の心の貧困は、飢えよりも深刻なのです」と語る彼女の言葉は、今の世にこそ更に切実に心に響く。



12月8日(土)08:03 | トラックバック(0) | コメント(0) | こころに残る言葉 | 管理

ナポレオン・ヒル博士の一言を英語で紹介!

ナポレオン・ヒル博士の一言
http://www.n-hill.com/index2.cgi?siteid=n-hillcom&pubid=4731

《 Today's Quote for Your Tomorrow 》
If you go down smiling, you may come up fighting.

《 Vocabulary 》
go down 負ける、= lose
may ~かもしれない
come up やってくる、起こる、起き上がる
fighting 戦いながら
《 Translation 》
もしあなたが、負けても笑顔でいるようであれば、
起き上がって戦うことになるかもしれません。



7月26日(木)09:52 | トラックバック(0) | コメント(0) | こころに残る言葉 | 管理

生きること。

当たり前のように思っていることですが、
私たち人類のなかで、
「自分の人生を生きている人」、というのは
一体、どれぐらいいるのでしょうか。

例えば、あなたの職業は今、何でしょうか?

そのお仕事は自分で選んだものでしょうか。
もちろん、就職したとき、または会社を立ち上げた時は、自分で選んだ仕事だったわけですが、

質問は「今」、です。

ある人にとっては選ぶものがなくて、そこにいるだけの人もいるかもしれません。
また、ある人にとっては本当はやりたいことがあるのに
そのことを選べないでいる人もいるかもしれません。

「魚は木に登るより、水の中を泳いだほうがいい。
鳥は大地を走るより、空を飛んだほうがいい。
犬は宇宙にいるより、道路や家といった人の近くにいたほうがいい。
私たち、人間は、どこにいて、何をしたらいいんだろうか」

私たちは、魚や鳥、そして犬たち以上に生き方を選べる存在です。
歴史的にも今ほど自由に生きられる時代はなかったといわれます。

にもかかわらず、自分の人生を生きていない人も多いように思えます。
自由という豊かさが与えられていることに気づかず、
ただ、なんとなく生きている・・・

また、人の中には、
人生のさまざまな苦しみや悩みで生きるのをやめてしまう人がいます。
私たちは不老不死の完璧な生き物ではなく、生身の人間ですから、正直、そんなこともあるでしょう。

でも、生かされていると思うことで、
その生かされている分だけでも、
しっかり生きようと思うことを選べます。

命を大切に生きる。
その一つが、自分の人生を自分で選んで生きる、
ということだと考えています。

生きること。それは選ぶこと。

このメッセージが、あなた自身、そして
あなたの大切な人のお役に立てれば、幸いです。



5月31日(木)07:37 | トラックバック(0) | コメント(0) | こころに残る言葉 | 管理

ビジョナリー・ピープルへの道

現代の企業は、実に多くのステークホルダー(利害関係者)と関係を持ちながら成立していいます。

顧客や株主、従業員のみならず、取引先、求職者、投資家、金融機関、そして地域住民……。これらステークホルダーに対して、企業は常に具体的かつ実効性のある行動をとることが求められ、その重要性も増しています。

つまり、企業は明確なメッセージを常に発信していかなければならない。そのためには、企業で働く1人1人が確固としたビジョンを持つ必要です。



「かつて、ビジネスマンの間で『ビジョナリー・カンパニー』というアメリカのビジネス書が注目されました。ところがよく考えると、企業を支えるのは個々の社員やスタッフ、つまり“人”なのです。企業の繁栄も衰退も、結局は人に起因します。だから、まずは人がビジョンを持つ必要があるのです。現在、業績を伸ばしている企業を見てみると、リーダーが常にしっかりとしたビジョンを持ち、苦しい時代も自社だけの利益を超えた“社会”を見据えてビジネスを展開してきました。

その結果が、現在に現れているのです。

ビジョナリー・ピープルになるには、次に挙げる3つの要素が不可欠です。

第一要素は「意義を見出すこと」。
自分が取り組んでいる仕事が意義あることなのか、またどんな意義があるのかを見出さなければ、将来へ続く成功は果たしえない。そのためには、自分自身の価値基準を築き、情熱を持って取り組むべきものは何かを明確にするべきだ。そうしないと周囲の動向に振り回され、何をしても統一性が取れなくなるので、意識や行動がブレてしまう。

第二要素は、人一倍の責任感や情熱、大胆さ、責任をともなう楽観主義などを併せた「思考スタイル」を持つことである。
創造力のある思考スタイルは、意義を具体的なものにし、行動へと結びつかせることです。

第三要素が「行動スタイル」
自分が見出した意義を想像力のある思考によって具体化し、“効果的な行動”に移すことです。

以上の3つの要素の調和を保つことが、ビジョナリー・ピープルへの道です。



「ビジョナリー・ピープルになる過程で注意したいのは、一人よがりになることを防ぐためにも、部下たちに自分のビジョンを説明していく必要があります。その際は、必ず分かりやすい言葉で、繰り返し言い続けること。それこそ“小学生にも分かるように”説明してください。そして、このように他者へ説明しながら実践していくことで、部下や組織のビジョナリー・ピープル化も進行していきます」

 これからの時代、リーダーは明確なビジョンと価値基準を持ったビジョナリー・ピープルとして、部下や組織を導いていかなくてはならない。とはいえ、判断に迷うことも多々あることだろう。そこで『ビジョナリー・ピープル』に掲載されている名言の中から、特にリーダーが心に留めるべき言葉を紹介しよう。

「我々は1人1人、ある成功の基準に到達するために自分なりの方法を模索しなければならない」
(ジミー・カーター)

「もし取り組むだけの価値があるなら、そのときはなんとしても、取り組むだけの価値があるように扱うべきだ」
(ネイディーン・ストロッセン)

「打ち込む価値のあるもので、1人の力だけで成し遂げられるものなんて1つもない」
(エレナー・ジョサイティス)



5月9日(水)09:41 | トラックバック(0) | コメント(0) | こころに残る言葉 | 管理


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