愛とは・・・「心を並べて立つ」こと |
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| 愛とは・・・「心を並べて立つ」こと。
1995年4月に発刊された。生きるヒント 「一日一話」第1章 今日を楽しめる人、楽しめない人の中で紹介されている内容です。
俳人・・松尾芭蕉が、大家となる以前のことである。 「吉野の桜を是非見たい」といって、伊賀から大和の国に旅った。
途中、ある村にとても孝行な娘がいると聞いて、態々(わざわざ)その家を訪ねてみた。家も身なりもみすぼらしく、その貧しさのほどが容易に知れた。芭蕉は財布を逆さに振って一両を取り出し「どうぞこれで、ご両親の好きなものでも買ってあげてください」と、娘に押しつけるように渡した。吉野まで行く旅費はもうない。
Uターンして帰って来た芭蕉に、ある人が「せっかく行かれたのに、惜しかったですね」といったのに答えて「私は桜の美しさを見たくて旅立ったのだが、桜よりももっと以上の、人間の美しさを見ることができた。だから、思い残すことはありません。」
いまとは交通事情が違うから、もう一度行くというのは大変なことである。それでも、惜しくなかった、という。いえる心があったからこそ、優れた句の数々は生まれたのだろう。
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愛とは、相手の眼を見つめることでは無いのですね。 二人で並んで、同じ方向を向いて立って、一つのものを一緒に見つめることですね。
様々な愛の形や絆が「心を並べて立つ」ことのように思えます・・。
子供達は、今日から新学期です。 がんばれ! 最高学年!!
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4月8日(水)07:17 | トラックバック(0) | コメント(0) | こころに残る言葉 | 管理
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