生きること。 |
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| 当たり前のように思っていることですが、 私たち人類のなかで、 「自分の人生を生きている人」、というのは 一体、どれぐらいいるのでしょうか。
例えば、あなたの職業は今、何でしょうか?
そのお仕事は自分で選んだものでしょうか。 もちろん、就職したとき、または会社を立ち上げた時は、自分で選んだ仕事だったわけですが、
質問は「今」、です。
ある人にとっては選ぶものがなくて、そこにいるだけの人もいるかもしれません。 また、ある人にとっては本当はやりたいことがあるのに そのことを選べないでいる人もいるかもしれません。
「魚は木に登るより、水の中を泳いだほうがいい。 鳥は大地を走るより、空を飛んだほうがいい。 犬は宇宙にいるより、道路や家といった人の近くにいたほうがいい。 私たち、人間は、どこにいて、何をしたらいいんだろうか」
私たちは、魚や鳥、そして犬たち以上に生き方を選べる存在です。 歴史的にも今ほど自由に生きられる時代はなかったといわれます。
にもかかわらず、自分の人生を生きていない人も多いように思えます。 自由という豊かさが与えられていることに気づかず、 ただ、なんとなく生きている・・・
また、人の中には、 人生のさまざまな苦しみや悩みで生きるのをやめてしまう人がいます。 私たちは不老不死の完璧な生き物ではなく、生身の人間ですから、正直、そんなこともあるでしょう。
でも、生かされていると思うことで、 その生かされている分だけでも、 しっかり生きようと思うことを選べます。
命を大切に生きる。 その一つが、自分の人生を自分で選んで生きる、 ということだと考えています。
生きること。それは選ぶこと。
このメッセージが、あなた自身、そして あなたの大切な人のお役に立てれば、幸いです。
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5月31日(木)07:37 | トラックバック(0) | コメント(0) | こころに残る言葉 | 管理
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