日本ブライト旅行社長のブログ
 
栃木県佐野市の旅行会社社長のひとり言です。
 


2007年6月24日を表示

心身を良好に調整してくれる

古典『呂氏春秋』にも登場する紹興の町。
越王の栖むや会稽(=紹興)なり、酒有り江に投ず、民その流れを飲みて戦気百倍す」という一文は、二千数百年も前には、既に、この町が酒造りで有名だったことを語っている。

心身を良好に調整してくれるいにしえ人の智慧の結晶、紹興酒をたずねて紹興へと赴いた。



酒がなければ礼をなさず」と言われるとおり、中国における酒の地位は、料理よりもずっと高いものだった。

いにしえ人たちは、酒の中に玄妙な学問があると信じ、心身の健康に有益な酒の喫し方をこぞって模索していたのだ。

そのとおり、酒は、身体を伸びやかにするだけでなく、ある種の良好な感覚(センス)を生じさせる効能がある。この心身共に良好な感覚の体験=“酒中趣”は、文人や芸術家たちに、インスピレーションを与え続けてきた。酒豪で知られる李白も、白居易も、酒なしには優れた詩を残せなかったはずだ。

どこか懐かしい紹興の村の風景。豊かな水が、うまい酒を育む。

そう、素晴らしい文化と、旨い酒は、いつの時代でも、そんな場所でも、仲睦まじいパートナーになっていることを忘れてはいけない。

中国でもっとも古い酒のひとつに数えられる紹興酒を生んだ紹興は、文豪・魯迅の故郷であり、越劇の発祥の地でもある。

また、女性革命家の秋瑾(きん)や、中華人民共和国の首相だった周恩来の出身地でもある。

紹興酒とは?

さて、数々の偉人たちを生んだこの紹興酒というものは、どんなお酒なのだろうか。知っているようで、意外と知られていないのが現状だ。

私自身も、「黄酒=紹興酒」と思っていたり、「老酒=紹興酒」だと勝手に思い込んでいたのだが、浙江省紹興市の鑒湖の水(湧き水)を使い、製造後3年以上の貯蔵熟成期間を経て製品化した物しか「紹興酒」と呼べないのだという。

“made in Taiwan”と書いてある紹興酒を中華街で見たことがあるが、あれは、「紹興酒」ではない。“原産地統制名称(AOC)”と同じで、この定義があてはまらない物は、本来「紹興酒」とは名乗れないのである。

紹興の町は、豊かな水に恵まれ、「東洋のベニス」とも呼ばれる水郷です。



町のあちらこちらに小さな醸造所が点在し、鑒湖付近では辺り一面に紹興酒の芳香が漂っている。
現在の紹興市には、200あまりの紹興酒の工場があると言われているが、その中でも、昔ながらの製法を守っているという小さな蔵元を訪ねてみた。

上海から車で約2時間、ガン湖のほとりにその蔵はあり、敷地内には、100年以上にもわたって使い込まれているという大きな壷が並べられており、甘酒に似た馥郁たる香りが、あたり一面にただよっている。麹の匂いだ。もし「酔郷」というものが存在するのなら、こんな香りのするところに違いないだろう。決して果実酒の醸造の香りにはない、東アジア人のDNAを揺さぶる夢心地の香り。 「良い匂いでしょう? うちの工場は、すべて天然醸造なんですよ。ここでは、現代的な機械はほとんど使わずに、昔ながらの手法を固持しているんです。季節を無視して一年中醸造をしている工場もたくさんあります。けれども、私たちは、味にこだわりを求め、晩秋から初春の季節に醸造をするのです」と、工場長は誇らし気に語る。

麹の菌は生き物。自然の状況で変化して、微妙な味わいを楽しめる喜びが紹興酒の醍醐味なのだろう。このような伝統的な製法でつくられた紹興酒は二日酔いにならないという。

「ほら、こうしてできた紹興酒には、157種類ものアミノ酸が検出されており、血液をさらさらにしてくれるんだ。日本酒と異なる色と風味は、麹の違いさ。挽き割りの小麦から1か月かけて造る麦麹のほか、蓼(たで)の粉末を混ぜた酒薬と呼ばれる麹を入れる。蓼には、液循環を良くし、利尿作用もある。しかも、鉄分も豊富だから、女性にはいいことずくめだよ」。

やはり、4000年も造り続けられているだけあるお酒には、それなりの科学的根拠があるのだ。



次に、「秘蔵のヴィンテージ紹興酒を一目見てみたい」という好奇心にかられ、私たちは、紹興酒コレクター・徐さんの案内する蔵に足を運んだ。蔵には、年老いた酒の番人が静かに椅子に座っており、徐さんの顔をみるやいなや、何も言わずにポケットから鍵の束を取り出して蔵の引き戸を開けてくれた。

精霊が棲んでいそうな真っ暗で冷たい蔵の中に並ぶおびただしい数の瓶。石膏で蓋をして製造年が記されている。この中で、何十年の月日を経て琥珀色の液体がまろやかに変化しているのだ。徐さんは惜し気もなく、非常に縁起の良い88年の瓶をソトコトのために開けてくれた。その味を、一言で表すならば、「天の美禄」。芳醇な命の水は、人間が発見したものではなく、偶然の産物、つまり、天が人類に賜わった贈り物。それは、憂いを晴らすこともできれば、逢瀬を楽しむこともでき、芸術家たちに霊感を与え、上手に飲めば、人々を健康にし、女性を美しくする。やはり、酒の中には、人類が始まって以来いまだに解明しつくしえぬ哲学が潜んでいるのだ。

中国人たちは、この、酒の中にある精妙な智慧を、唐代以降、「酒令」という形で文化的内容に富む飲食遊技として発達させた。酒令は、酒を飲む絶妙なリズムを調節し、その場の雰囲気を盛り上げるたしなみのようなものだったらしい。近代に入って酒の生産量が増えていくにつれ、「酒令」は跡形もなくなる勢いで絶滅してしまったのだが、現代人の思考にあった「新・酒令」をつくるべきだと主張している人もいるらしい。有意義で文化的な現代的な飲酒スタイルが新生・中国から生まれてくることに期待したい。



6月24日(日)23:47 | トラックバック(0) | コメント(0) | 社長日記 | 管理

日曜日の朝から

金曜日の朝から腰痛です。
起きた時から立てないほど痛いのです。

今朝は、町内の廃品回収です。
腰にサポーターを巻き、妻と班の廃品を8時から回収し
分別場所へ届けて、分別作業をしました。

大きなコンテナへ。
分別作業。腰が痛いのですが、サービス精神旺盛なので
お年寄りが持っていると、「持ちますよ!」とついつい
張切ってしまいます。「おはようございます」と笑顔!笑顔!心で泣いていました。「いた~い。」

作業が終わると直ぐに、息子を車に乗せてテニス教室へ。
テニス教室最終日です。



栃木県佐野市赤見町のテニスコートで行われました。
09:00~12:00

後半は、試合です。
特別ルールを採用し試合開始です。
見ているものは、「半袖で失敗しやったね。」と肌寒いのですが、チビッ子プレイヤーは、汗びっしょりです。
熱戦が続き終了のときがきました。



・佐野市教育委員会の方が終了証を持参して、コーチから受講生の子供から大人の方の順で渡していました。
 コーチからは、中学生の方は、ここで学んだ基本を活かし、部活動で頑張ってください。その他の方も怪我に気を付けてテニスの練習に励んで下さいとお話をされていました。
「なんでお父さんだけ椅子に座っているの?」と大きなディレクターズチェアに座る私を見て息子から質問が、
「諒が良く見えるようにだよ」息子「恥ずかしい・・・」、腰痛と言うのがもっと恥ずかしい私です。



午後は、実家の母のところに行きました。
昨日電話で、お米を精米したいと連絡があったそうで、
いきました。

私の従姉が、先月43才の若さで亡くなり、今日が法事で母が行き戻って来たところです。胃癌・・・誠に残念。



またまた、1袋=30Kgの米を妻と一緒に運び、母親のために精米機にかけて来ました。
最近、ず~と、長距離の運転での下見、研修、総会などで座通し、立ち通しと続けたので腰痛がでたのでしょう。 体を鍛えないと。体を休めないと。黄色信号点滅中です。

日曜の朝から 妻に感謝!



6月24日(日)20:57 | トラックバック(0) | コメント(0) | 家族 | 管理

松島海岸

第1班 06月23日(土)出発。

慰安旅行のお客様です。
主に海外旅行を取扱させていただいたのですが、今回は
宮城県松島海岸の国内旅行です。

県内を06:45出発。
昼食:塩竈料理「翠松亭」
〒985-0002宮城県塩竈市海岸通 4-8
TEL : 022-362-1777
http://www.suisyoutei.com/
三角の白いものは、尾ひれの肉(ヒシ)をボイルしたもので弾力のある癖のない味。上の赤いものは、マグロのほっぺ肉で歯ごたえがありクジラの赤身を上品にした味です。

下の細切れは、マグロの腹の皮をボイルしたものです。歯ごたえがあり癖のない味です。わさび醤油を付けて召し上がれば最高です。



昼食後、松島海岸へ
ボランティアガイドさんと合流。
13:00~14:00
五大堂・瑞願寺などを案内していただき、龍鵬号にて松島湾クルーズ。
http://www.matsushimawan.co.jp/ships/ryuhou.html
王朝風豪華観光船“龍鵬”
14:00~15:00
その後、フリータイムにて各自宿にチェックイン。



日本三景・松島 花ごころの湯 新富亭
〒981-0213 宮城県宮城郡松島町松島字垣ノ内38-1
TEL:022-354-5377
http://www.hotel-shintomi.co.jp/

日本三景・松島 松ぼっくりの宿 翠松亭
〒981-0213 宮城県宮城郡松島町松島字垣ノ内38-3
TEL:022-354-3221
http://www.suisho.yad.jp/

翌日は、楽天のフルキャストスタジアム。青葉城を見学してから、牛タンの「喜助」本店にて昼食をお召し上がりいただいてから帰路へ。
http://www.kisuke.co.jp/



今回は、お客様が探したバス会社、大山タクシー観光バス様でした。

私どもの相場(他社も含め)と乖離があり驚きの値段です。具体的には2日間で5万円ほど安いです。

私たちは、安心・安全が、第一です。
値段だけでしたら、栃木県内130社ほどバス会社様がございますので同条件の契約をしていただけることでしょう。
実際に、2社ほど同条件で契約をしてくださるとのことですが、お客様が探したバス会社さん以外で手配することが、また値引き合戦に拍車をかける方向を招くと判断した次第です。

バス会社担当山家様のコメント

・新規のお客様だったので無理をした値段を提示。
・旅行会社が入るとは思わなかった。
・平成3年製造車で古い。
相場を大きく下回ることがサービスであると思う事が自社の経営を圧迫することだとおもいます。



また、旅行会社が入ることを想定していない。
それと、旅行会社が同じ団体で手配があることを想定していないのか?
・栃木県だけでも216社も旅行会社がございます。
自分のところだけが生き残ればよい。

旅の安全は、旅行業界として広い視野で見ていかないと、一瞬は輝くでしょう。眩く輝き続けることをこの機会ですから業界で考えましょう。



6月24日(日)16:58 | トラックバック(0) | コメント(0) | 添乗報告  | 管理

06月23日(土) 訪問者

ご近所のNさんご来店。

家族旅行のお申し込み。
同年代と言うことで
家族・職場・趣味とお話をさせていただきました。
旅行の話10分その他の方が面白くて熱心になり、話をしました。

子育て世代です。私の体が空いている時ならいつでもOKです。おいでください。

そして、街を良くしましょう。
末永い御付き合いを宜しくお願い致します。



6月24日(日)02:08 | トラックバック(0) | コメント(0) | visitor | 管理


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