日本ブライト旅行社長のブログ
 
栃木県佐野市の旅行会社社長のひとり言です。
 


2006年7月13日を表示

インドでの爆発テロへの当社対応について

インド最大の商業都市ムンバイで2006年7月11日に起きた鉄道同時爆弾テロでは、死者が200人、負傷者は714人に達しました。インド捜査当局は、パキスタンを拠点とするイスラム過激組織とインド国内の非合法イスラム組織の連携によってテロが行われた可能性が高いとみて調査中です。

今回の事件は外国人観光客を狙ったものではなく、一般市民をターゲットにしたものです。インドでは、2005年10月にニューデリーで発生したテロ事件においても、夕方のラッシュアワーの時間帯の路線バスで一般市民が犠牲になっています。

以上の情報から、当社対応を以下のとおりとします。

 


 
1. インド国内の移動については、公共交通機関の利用は避け、貸切バス等の交通手段を利用する。
2. 不特定多数の市民が集まる場所、外国人が多く集まる場所(ディスコ)などのテロの標的となるような場所には近づかないこと。
3. 今後、この事件を受けて、ヒンズー教徒によるイスラム教徒への報復の可能性があるため、モスク等の建造物、およびイスラム教徒が多く住む地域には近づかないこと。
4. 米系、英系、イスラエル系の建物には近づかないこと。それらの系列のホテル等は、セキュリティの整ったものに宿泊すること。
5. 本年10月までにインドへのツアーの手配がある場合は、最終の日程表と参加者名簿を本社(担当:松本)へ出発の2週間前までに送ること。松本職員より、インドの日本大使館へ日程と参加者名簿を事前に送付し、大使館の邦人保護担当官に日程等を見てもらいます。場合によっては、危険回避のアドバイスをもらいます。(参加名簿は、以上の目的で送るので、顧客の了解を得ておくこと。)
6. 添乗員は、インドで使用可能な携帯電話を必ず持参し、日本との連絡がいつでも取れるようにしておくこと。

 

◆外務省渡航情報(スポット情報)
  「ムンバイ市内における連続爆弾テロ事件の発生」 2006/07/12
◆在インド大使館ホームページ -



7月13日(木)16:40 | トラックバック(0) | コメント(0) | 旅行業界情報 | 管理


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