日本ブライト旅行社長のブログ
 
栃木県佐野市の旅行会社社長のひとり言です。
 


2011年1月10日を表示

風の中に立ちなさい。二十歳の出発に乾杯。

成人の日恒例、サントリーの新聞広告。
伊集院静さんになってと題された今年のメッセージです。

風の中に立ちなさい。

大人って何だ? 大人とは、一人できちんと歩き、
自分と、自分以外の人にちゃんと目をむけ、いつでも
他人に手を差しのべられる力と愛情を持つ人だ。
簡単に言ったが、そういう人間になるのは大変だぞ。
君が大人になるためにひとつ助言をしておこう。
ホモサピエンスは世界を一人で歩くこと、見ることで
すべてを学んできた。これは千年先もかわらぬ大人への授業だ。
まずはケータイを置きなさい。インターネットを閉
じなさい。テレビを消しなさい。パスポートを取得
して、一番安い乗物ですぐ日本を発ちなさい。
目的地は?どこだっていい。

この国以外の、風の中に立ちなさい。
世界を自分の目で見ることからはじめなさい。そこには
君がインターネットやテレビで見たものとまったく違
う世界がある。目で見たすべてをどんどん身体の中に
入れなさい。そこに生きる人々が何を食べ、何を見つめ、何を
喜び、何のために汗をかき、なぜ泣いて
いるかを見なさい。ともに食べ、ともに笑い泣き
なさい。それだけで十分だ。
でもラクな日々ではないぞ。苦しい中にこそ本物は
あるんだ。
やがて帰る日が来た時、君は半分、大人になっている。
その時こそ、本当の大人への祝杯をあげよう。

二十歳の出発に乾杯。



大人になるのは大変ですね。
新成人へのメッセージは、既に大人になったと言われる私たちへのエールでもあるように思えます。

成人した頃、パスポートを取得し風の中に立った。
それから、世間ではおじさんと言われる年齢になり、長男が来年成人式を迎えます。お前が二十歳になったなら。。。。「野風僧」が歌えそうです。

1988年から1992年の渡航歴です。
随分と色々な国へ行きました。



1992年11月から1997年11月までの渡航歴です。


1998年から現在の渡航歴です。

がんばれ、みんな!!
私達は、旅行を通して得たいろいろなことを、皆さんに伝えたいと願っています。             はじめて旅行に出かけたとき、それまで自分の街しか知らなかった人は、まるで別の国に来たようなショックを受けるでしょう。
その時、世界が広いことを知ることになるでしょう。

私も世界各国を行くにつれて、また別の素晴らしい世界があることも分かってきたのです。
小さな町で暮らしているとどうしてもその周辺だけしか知らないので、視野が狭くなってしまう。だから、夢を持てないというか、夢の持ち方が分からなくて、せっかくの才能を生かし切れないでいるこどもたちが多いみたいだね。

さあ、皆さん、世界に目を向けよう。
素晴らしい世界や人生がみんなを待っているよ。   
一人ひとりが立派な才能を持っているんだ。その能力を一生懸命がんばって、明るく輝こう。

そして今住んでいる街が、もっと好きになり誇りに思えるだろう!



1月10日(月)15:44 | トラックバック(0) | コメント(2) | こころに残る言葉 | 管理

全国「タイガーマスク」から贈物が相次ぐ

プロレス漫画「タイガーマスク」の主人公「伊達直人」の“署名”が添えられ新品のランドセルや玩具などの寄付が、各地の児童相談所や児童養護施設にで相次いでいます。

善意の贈り物に共感した行動とみられます。

多くの贈り主は「伊達直人」を名乗る。漫画の雑誌連載やテレビアニメの放映は約40年も前。なぜ今、タイガーマスクなのか。

各地に広がる背景には何があるのだろうか。孤児の伊達直人は施設で育ち、レスラーになった後、出身施設にファイトマネーを寄付する。

謎の贈り主は、少年の頃にアニメを見た世代。タイガーマスクと同じような気持ちで贈ってくれたのではないでしょうか。失われた20年。時代の大転換期。殺伐とした世の中に、明かりをともしてくれるような人だと思うます。

漫画の主人公を名乗った寄付に共感が広がりつつあります。相次ぐ伊達直人の出現は、「タイガーマスク」を被り自分を名乗らず、贈られた側に負担を感じさせない。謙虚で、まねしたくなる行為ですね。



仕事で福祉関係の視察旅行では、児童福祉施設を訪問し子どもたちと対話をすることが何度もありました。

学校での様子や友達、施設のスタッフとのふれあい等を伺うことしかできませんでした。
両親や兄弟、家族のことを話題にできません。



行政や施設の方が対応できる範囲に限界があり、逸脱もできません。そして、私も無力です。

「子どもは、親や環境を選ぶことができない。」とやるせない思いに胸を痛めることばかり。

関係の豊さを「身近な大人が手本になって欲しい」と願います。出来ることから一緒に始めませんか。



1月10日(月)07:42 | トラックバック(0) | コメント(0) | 社長日記 | 管理


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