日本ブライト旅行社長のブログ
 
栃木県佐野市の旅行会社社長のひとり言です。
 


2011年1月12日を表示

ROOTS

1977年(昭和52年)の秋に、「ROOTS」をテレビ朝日で8日間連続で放映されたことを思い出します。

友達とこの話題でもちきりでした。

「ROOTS」は、アレックス・ヘイリー原作の小説「ルーツ」を基にした1977年制作のアメリカのテレビドラマです。

アメリカ国家の歴史上、最も暗い側面のひとつである黒人奴隷の問題を正面から描き、社会現象と言えるような大反響を巻き起こした人種・民族を問わず好評を博したドラマでした。

全米をはじめ、世界中で社会現象を巻き起こした“人間ドラマの最高峰”エミー賞9部門受賞、視聴率51,1%!
全米で1億3千万人が見た、米国テレビドラマ界に燦然と輝く金字塔をたてたドラマです。

当時、大ヒットしたせいで自分探しや「ルーツの旅」が流行りました。子どもの頃ですから親戚を探せくらいでしたが、社会的な現象でもありましたね。



ドラマの内容は、18世紀の半ばに、生まれ育ったアフリカのガンビアから奴隷船で連れ去られ、アメリカ南部の奴隷商人に売り渡された黒人少年クンタ・キンテとその子孫たちの数奇な運命をたどり、アフリカ系アメリカ人たちの歴史を生々しく描かれたものです。

このドラマを再び見ると、まさに黒人たちの<ルーツ>を探る壮大な物語に仕上がっています。たどり着いたアメリカで待っていた人種差別、過酷な労働、そして理不尽な暴力と血と汗と涙によって彩られてきた黒人の歴史が徹底したリアリズムで描かれ、多くの視聴者に感動と衝撃を与えた内容です。

ドラマが放映された1977年から約30年、アメリカは、2008年アメリカ大統領選の結果を経て、民主党のバラク・オバマ(Barack Obama)氏が、共和党のジョン・マケイン氏に勝利し第44代アメリカ合衆国大統領に選ばれ、米国史上初の黒人大統領が誕生した。

自由の国である。



ROOTS (ルーツ)とは、 物事の起源、始祖(祖先)や由来のことをルーツと言いますが、少し話題が変わり、ここ数年私のお気に入りのブランドがあります。

そのブランドは「アークテリクス(ARC'TERYX)」です。名前の由来は、ジュラ紀に生息した現在発見されている中で最古の鳥類である化石の始祖鳥(しそちょう、学名: (ARCHAEOPTERYX LITHOGRAPHICA)を略したものを意味しています。

はじまりは、カナダ・バンクーバーにあった Rock Solid(ハーネス製造メーカー)で、ローカルクライマーに丁寧でフット性の高いそのハーネスが愛用され、多くのクライマーにその高い品質を認められハーネス以外でも製品作りを求められたのが始まりです。

その後、1991年 ARC’TERYXとして誕生したのです。

とても良いブランドです。

アークテリクスのブランド名の由来はロゴにもなっている始祖鳥は、世界で一番最初に羽を発達する進化を遂げ、地面だけの世界から飛び立つ自由を手に入れる、というメッセージが込められています。

最もクオリティーの高い商品を作ることであり、最高技術を集めて作られた商品は、最高品質と機能美を兼ね備え、極限の環境状態にも耐えらるがアーテリクスの信念です。

名前の由来も好きな理由です。



年末年始にドラマの「ルーツ」を思い出し、親戚にご挨拶に行くと祖父、祖母の祖先のことを伺いました。

どのくらい前まで、遡りわかるのか?
100年、200年・・・。

明治の頃には、戸籍制度もあったようだ。
ルーツを知りたいと思ったのは私だけでしょうか?



そして、私たちを産んで育ててくれた親(ルーツ)に感謝しつつ、その親(一人しかいませんが)を大切にしてくれる妻子に大変感謝をしています。

人生の旅。
大股で胸を張って歩みたいですね。
息子たちや未来の子孫の為にも。

頑張ろう!



1月12日(水)07:14 | トラックバック(0) | コメント(2) | テレビ・映画 | 管理


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