日本ブライト旅行社長のブログ
 
栃木県佐野市の旅行会社社長のひとり言です。
 


2009年8月13日を表示

お盆

8月10日を釜蓋朔日(かまぶたついたち)といい地獄の釜の蓋が開く日です。一般的に10日からお盆とされます。この日を境に墓参などして、ご先祖様等をお迎えし始めます。

地域によっては山や川より里へ通じる道の草刈りをするが、これは故人が山や川に居るという文化に則り、その彼岸からお還りになる故人が通りやすいように行うことです。

13日の夕刻に、野火を迎え火(むかえび)と呼ぶ。
以後、精霊棚の故人へ色々なお供え物をする。

地域によっては、「留守参り」をするところもある。
留守参りとは、故人がいない墓に行って掃除などをすることをいう。本日、掃除をして、花と線香を供えて来ました。

盆踊り
近年では、場所を寺社の境内以外、宗教性を帯びない行事として執り行われることも多いです。
典型的なのは、学校や公園などの人が多く集まれるところに櫓(やぐら)を組み、露店などを招いて、地域の親睦などを主たる目的として、盆の時期に帰郷するひとも多くいることから、それぞれの場所の出身者が久しぶりに顔をあわせる機会としても機能しています。

人が亡くなり49日法要が終わってから最初に迎えるお盆を特に初盆(はつぼん)または新盆(しんぼん、にいぼん、あらぼん)と呼び、特に厚く供養する風習があります。これも地方によって違うが、初盆の家の人は門口や、お墓に白一色の提灯を立て、初盆以外のお墓には白と赤の色が入った提灯を立てるなど特別の儀礼を行います。

お盆の期間中は、故人の霊魂がこの世とあの世を行き来するための乗り物として、「精霊馬」(しょうりょううま)と呼ばれるきゅうりやナスで作る動物を用意することがあります。4本の麻幹あるいはマッチ棒、折った割り箸などを足に見立てて差し込み、馬、牛にします。
きゅうりは、足の速い馬に見立てられ、あの世から早く家に戻ってくるように、また、ナスは歩みの遅い牛に見立てられ、この世からあの世に帰るのが少しでも遅くなるように、また、供物を牛に乗せてあの世へ持ち帰ってもらうとの願いがそれぞれ込められると言われています。

また、さだまさしさんの「去~年のあ~なたのお~もいでが~」で有名な「精霊流し」は、亡くなった人の霊を船にのせて海に流す毎年8月15日に行われる長崎の夏の風物詩。同名の小説は、大切な家族、友人、仕事仲間たちとの幸福な出会いと凄絶な別れをくり返し、人生を懸命に生き抜いた、もう帰らない人々への思いを愛惜込めて綴る涙溢れる自伝的小説であった。

16日の野火を送り火(おくりび)と呼ぶ。
京都の五山送り火が有名である。
15日に送り火を行うところも多い(奈良高円山大文字など)また、川へ送る風習もあり灯籠流しが行われる。
山や川へ送る点は、釜蓋朔日で記したとおりです。


なお、故人を送る期間であるが、16日から24日までであり、お迎え同様に墓参などをして勤める。

佛教では普通お盆は1日から24日を指す。



8月13日(木)20:08 | トラックバック(0) | コメント(0) | 家族 | 管理


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