日本ブライト旅行社長のブログ
 
栃木県佐野市の旅行会社社長のひとり言です。
 


2008年3月23日を表示

彼岸会

お彼岸は「彼岸会(ひがんえ)」という仏教行事で、年2回、昼と夜の長さが同じになる「春分の日」と「秋分の日」の前後3日間を含めた1週間を期間とします。


彼岸とは、「到彼岸(とうひがん)」といい、古代インドのことば、サンスクリット語の「パーラミター(波羅蜜:はらみつ)」の訳語です。
彼岸は彼の岸(向こう側)である悟りの世界を意味し、「此岸(しがん)」は此方の岸である迷いの世界を意味します。



ですから到彼岸とは、此岸から彼岸川を渡って向こう岸に到ることを象徴した言葉です。
 
この時、此岸から彼岸へと川を渡る舟にたとえられるものが「六波羅蜜行(ろっぱらみつぎょう)」で、



「布施(ふせ)=施しをすること」
「持戒(じかい)=十善戒を守ること」
「忍辱(にんにく)=耐え忍ぶこと」
「精進(しょうじん)=向上心をもって生活すること」「禅定(ぜんじょう)=自分の心を見つめること」
「智慧(ちえ)=ものごとを正しく判断する力を磨くこと」を実践することを言うそうです。



これは、多くの人と共に悟りを求め充実した生活を送ることを願ったものです。
ですから、本来は日常生活の中にこそ、彼岸を求める行為がなくてはなりません。
しかし、日々の生活に追われていると、大事なことと思いつつも、ついおろそかになりがちです。

ご先祖さまのお墓があるお寺、菩提寺の「菩提」とは、古代インドのことば、サンスクリット語の「bodhi(ボーディ)」の音を漢字で表し「煩悩のない、仏さまの安らかな悟りの境地」を意味します。

煩悩だらけ・・・迷いだらけの私・・・
せめてお彼岸のあいだは、腰を据え、しっかりと考える時間を持ち、心安らかに、自分の生活のあり方を考えたいものですね。



3月23日(日)17:24 | トラックバック(0) | コメント(2) | 家族 | 管理

家紋 丸に九枚笹

竹は、百年に一度、花を咲かせると、枯れてゆくという。
じつに不思議な植物ですね。
また松・竹・梅とめでたいものの代表です。

竹は根強く、繁殖力も強く、風雪寒暖にも強い。
その強さが好まれて、家紋として採用されたのでしょう。



竹笹紋は、竹の幹をデザインした「竹紋」、笹の葉を中心とした「笹紋」、細い幹をもった「根笹紋」、笠・雀・雪などの「付属物をもった紋」などに分類できるようです。

我が家の家紋は、「丸に九枚笹」です。
子が、成人して家庭を持つときに家紋がわからないのではいけませんから、教えておきましょう。



3月23日(日)00:29 | トラックバック(0) | コメント(0) | 家族 | 管理


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