日本ブライト旅行社長のブログ
 
栃木県佐野市の旅行会社社長のひとり言です。
 


彼岸会

お彼岸は「彼岸会(ひがんえ)」という仏教行事で、年2回、昼と夜の長さが同じになる「春分の日」と「秋分の日」の前後3日間を含めた1週間を期間とします。


彼岸とは、「到彼岸(とうひがん)」といい、古代インドのことば、サンスクリット語の「パーラミター(波羅蜜:はらみつ)」の訳語です。
彼岸は彼の岸(向こう側)である悟りの世界を意味し、「此岸(しがん)」は此方の岸である迷いの世界を意味します。



ですから到彼岸とは、此岸から彼岸川を渡って向こう岸に到ることを象徴した言葉です。
 
この時、此岸から彼岸へと川を渡る舟にたとえられるものが「六波羅蜜行(ろっぱらみつぎょう)」で、



「布施(ふせ)=施しをすること」
「持戒(じかい)=十善戒を守ること」
「忍辱(にんにく)=耐え忍ぶこと」
「精進(しょうじん)=向上心をもって生活すること」「禅定(ぜんじょう)=自分の心を見つめること」
「智慧(ちえ)=ものごとを正しく判断する力を磨くこと」を実践することを言うそうです。



これは、多くの人と共に悟りを求め充実した生活を送ることを願ったものです。
ですから、本来は日常生活の中にこそ、彼岸を求める行為がなくてはなりません。
しかし、日々の生活に追われていると、大事なことと思いつつも、ついおろそかになりがちです。

ご先祖さまのお墓があるお寺、菩提寺の「菩提」とは、古代インドのことば、サンスクリット語の「bodhi(ボーディ)」の音を漢字で表し「煩悩のない、仏さまの安らかな悟りの境地」を意味します。

煩悩だらけ・・・迷いだらけの私・・・
せめてお彼岸のあいだは、腰を据え、しっかりと考える時間を持ち、心安らかに、自分の生活のあり方を考えたいものですね。



3月23日(日)17:24 | トラックバック(0) | コメント(2) | 家族 | 管理

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コメント

 1: いつもお世話になります

楽しい旅行をご提案いただきありがとうございました。
女性ばかりの賑やかな旅でした。

今回の良い旅行会社さんに恵まれ大変助かりました。
視察先も女性経営者の会としては勉強になりました。
幹事一同感謝しています。
また、来年もよろしくお願い致します。

幹事長 恭子


 by 恭子 | 3月24日(月)10:22

 2: 幹事長さま

ご利用誠にありがとうございました。
今回の視察旅行の提案内容は、シンプル&ゴージャスでしたね。
費用対効果があるか?ないか?
イメージを超える何かをご提案できればと思いましたが、視察を
お喜びになっていただいたようで感謝を申し上げます。

また、幹事の皆様は、経営者としてお忙しい中のご検討いただき
皆様に幹事長より宜しくお伝え下さい。

次回のご利用お待ち申し上げています。


 by 日本 | HP | 3月24日(月)10:45


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