ソウル「南大門」楼閣が全焼 |
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| 朝鮮王朝時代の1398年に完成した南大門は、ソウルに現存する最古の木造建造物。 国宝第1号に指定されており、日本人観光客も多く訪れる。 2006年春から門の下の通路が一般市民に開放されたが、楼閣部分への立ち入りは禁止されている。
南大門の焼失に、国民は強い衝撃を受けている。
10日夜に出火したソウル市中心部の観光名所、南大門(正式名称「崇礼門」)は約5時間後の11日未明、木造2階建て延べ約177平方メートルの楼閣が全焼、石組みの土台を残してほぼ全面的に崩壊した。
火災は楼閣2階の瓦屋根の内側から発生したと推定されている。 消防当局はポンプ車、はしご車など32台を出動させて消火に当たり、一時はほぼ鎮火したかに見えたが、屋根に残っていた火が楼閣に燃え広がり、門全体が炎と白煙に包まれた。
11日午前1時過ぎ、屋根の一部が崩壊したのに続き、同2時前には楼閣の1、2階部分もほとんどが崩れ落ち、現場を遠巻きにしていた市民から悲鳴が上がった。
一方、警察当局は、出火直後に立ち入り禁止となっている楼閣から出てきた不審な人物が目撃されていることから、放火の疑いが強いと見て捜査している。
楼閣は立ち入り禁止となっていた。 ただ、午後8時以降は無人警備システムがあるだけで、無断立ち入りをチェックする体制は取られていなかった。 消防当局が国宝を管理する文化財庁から、全焼を防ぐために建物の一部を壊す許可を取るのに約45分かかったことも、初期消火が遅れる原因となった。
焼け跡からライター2個が見つかった。 出火原因を特定する重要な証拠になる可能性もあるとみて、国立科学捜査研究所に精密な鑑識を依頼した。
複数の韓国メディアによると、ライターは焼けた楼閣(2階建て)の1階部分で見つかった。 消防士が消火作業中に出火元とみられる2階でライターを見つけていたとの情報もあり、警察が関連を調べている。 焼け跡からは、持ち主や使用目的が不明のはしごも見つかった。 50歳代くらいの男が楼閣に登り、立ち去った後に出火したとの目撃情報もあり、警察は放火犯がはしごを使用した可能性も調べている。
警察は監視カメラの分析や、「南大門付近で出火直後、焦げ臭いにおいがする50歳くらいの男を乗せた」と証言したタクシー運転手から事情を聞くなどして、出火原因の解明を急いでいる。
韓国の国宝が焼失するという最悪の事態。 許せない行為ですね
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2月11日(月)08:14 | トラックバック(0) | コメント(0) | 旅行業界情報 | 管理
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