日本ブライト旅行社長のブログ
 
栃木県佐野市の旅行会社社長のひとり言です。
 


2006年5月31日を表示

W杯観戦ツアー事前中止に 東京の旅行会社

 サッカーのワールドカップ(W杯)ドイツ大会の観戦ツアーを企画した旅行会社「マックスエアサービス」(東京都千代田区)が「試合のチケット約1200枚の入手が不可能になった」とし、観戦ツアーをすべて中止したことが31日、分かった。
 同社は「チケットを申し込んだ客には、全額返金したい」と説明している。手配していた中国の旅行社からチケットを入手したとの連絡がないため、30日夜、ツアーの実施を断念したという。
 マックス社によると、企画していたツアーは日本戦の3試合をそれぞれ組み込んだもので、費用は航空券や宿泊料、チケット込み19万8000円から。約1080人の客に計約2億8000万円相当を販売した。

サッカーのワールドカップ(W杯)ドイツ大会の観戦チケット付きツアーを企画・販売した旅行会社「マックスエアサービス」(東京都千代田区)が31日、チケットの入手が不可能になったとして、ツアーを中止することを明らかにした。中国の旅行会社から入手予定だったチケットが購入できなくなったという。中止決定前にキャンセル対応した客を除くと、申込者は約1000人、申込金の総額は約2億8000万円に上るという。

 マ社の指田清一社長(48)は同日夕、集まった報道陣に「お客様にご迷惑をかけました」と謝罪。「中国の会社を信頼していた。だまされていたと確認できれば法的措置をとる」と話した。

 指田社長の説明によると、中止したのはW杯1次リーグの日本戦3試合の観戦ツアーで、価格は約20万~55万円。チケットと航空券付きのほか、宿泊代込みもあった。一時、約1300人から申し込みがあったという。

 昨年暮れ、中国に住む知人男性の仲介で、国家体育総局内に事務所がある旅行会社「中国国際体育旅遊公司」と契約。チケット3744枚分の代金約8000万円を支払った。中国側のトップは、「自分たちは08年北京五輪と関係が深いため、W杯のチケットも特別なルートで国際サッカー連盟(FIFA)から入手できる」と話したという。

 ツアーは昨年12月から募集を始めた。しかし受け渡し予定の今年4月15日を過ぎてもチケットが届かなかったため、5月29日に訪中。その際、「チケットは1枚もない」と告げられたという。

 指田社長は、「日本サッカー協会から『チケット付きツアーはFIFAの規約違反だ。FIFAに抗議する』と注意されたが、チケットを入手できる確信を持っていたので無視した」と話した。

 W杯のチケットをめぐっては、日本が初出場した98年フランス大会でFIFA公認の代理店が空売りして、多くの観客が競技場に入れない事態を招いた。国土交通省によると、当時、旅行会社76社が観戦ツアーを中止した。

 ドイツ大会では組織委員会に販売を一本化したほか、チケットに購入者の名前などを登録した集積回路を埋め込むなどして厳格化している。

当時所属していた会社は、98年フランス大会で、9億円の損失を出した。ボーナスが出ないか心配をした。またか!



5月31日(水)22:57 | トラックバック(0) | コメント(0) | 旅行業界情報 | 管理


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