日本ブライト旅行社長のブログ
 
栃木県佐野市の旅行会社社長のひとり言です。
 


BOOK
~説明~
人間社会には、どこへ行っても同じです。
まず基礎があり、体験があって、その上に読書があります。


坂本龍馬の人生訓

坂本龍馬の人生訓  
著者:童門冬二 
発行元:PHP研究所 2008年12月


幕末の混乱した時代を拓くために“第三の道”を模索した男。

三十一歳で暗殺されるまでのわずか五年、日本を大きく変えた革命児の龍馬。

・自己変革の土壌を耕し続けた
・独創的な人間関係を確立した
・経済を重視した
・自分の魅力を自分でつくり出した
・複眼でものを見続けた
・理想主義と現実主義を一致させた

童門冬二先生による龍馬の人間観、世界観、人生観です。



4月25日(土)07:46 | トラックバック(0) | コメント(0) | BOOK | 管理

自然と国家と人間と

自然と国家と人間と (日経プレミアシリーズ) (新書)

「氷河湖が決壊したら私たちは死ぬしかない!」「ゴミをいくら拾っても中国や韓国から延々と漂着する」「何が何でも戦死した日本兵のご遺骨を祖国に還す」―。
アルピニスト野口健が現場で見た、聞いた、感じたこと。
地球の異変、自然との共生、国家への思いを語りつくす。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
野口 健
アルピニスト、了徳寺大学客員教授。1973年アメリカ・ボストン生まれ。
植村直己の著書に感銘を受け、登山を始める。
16歳にしてモンブランへの登頂を果たす。
99年エベレスト(ネパール側)の登頂に成功し、「7大陸最高峰世界最年少登頂記録」を25歳で樹立した。
2000年亜細亜大学卒。

以降、エベレストや富士山に散乱するゴミ問題に着目して清掃登山を開始。
07年エベレストを中国側から登頂に成功。
清掃活動に加え、地球温暖化による氷河の融解防止に向けた対策、日本兵の遺骨調査活動に力を入れている。

「国が動かないなら私が現場で行動する」とある。
エベレストや富士山での清掃登山、戦没者の遺骨収集、ヒマラヤやツバルでの地球温暖化問題の調査…。
野口さんは、すぐに「現場」へ飛んでいく。
そして感じたことを率直に訴える。
こうしたストレートな行動力で大きなムーブメントをいくつも起こしてきた。

清掃登山も最初は誰にも相手にされなかった。
それが今では、日本政府や世界をも巻き込み、ひとつの「トレンド」になっている。
根底にあるのは、「絶対にあきらめちゃいけない」「信念は曲げない」という強い気持ちだ。
閉塞感に覆われた現代の日本にあって、こうした“破壊力”は痛快である。

(日本経済新聞出版社・898円)



3月24日(火)07:25 | トラックバック(0) | コメント(0) | BOOK | 管理

奇跡の営業所

奇跡の営業所
森川滋之【著】定価1260円


実話をもとにした、感動の物語と解説で学ぶ、セールスの真髄とチームで働くことの喜び!



吉田和人は、ある営業所の所長を派遣という立場でまかされました。
しかし、集められたメンバーで、営業の経験のある者はゼロ。
しかも本部から権限も与えられず、全国100ヶ所の営業所で最下位の成績に・・・・。
そんな営業所に奇跡が起こりました。
月のノルマを達成しないと営業所をつぶすと言われたときに、それまで全く営業経験のなかった若い女性が、ある会社から大きな契約を取ってきたのです。
彼女は帰国子女で、日本語もたどたどしく、法人営業は怖くて無理だから、個人向けの営業だけをやらせてくれと面接では言ってました。
いったい、彼女に何が起こったのか?
所長の吉田は、何をしたのか? 

【目次】
奇跡の営業所
1章:引き受けるんじゃなかったよ
2章:最初の決断
3章:同行
4章:本部からの呼び出し
5章:負け犬
6章:助けに来てあげなよ
7章:震えるひざを押さえ付け
8章:ようやくスタートライン
解説編 奇跡の営業所



きこ書房の青木様より本のご紹介です。


きこ書房の青木です。
この間、新年を迎えたばかりと思っていたのに、もう3月です。日増しに、吹く風にも春の気配が感じられるようになりました。
3月は出版業界とって一番新刊が多い季節です。3月後半から新年度を前にして「年度計画もの」や「仕事の段取りもの」、「仕事の基本・原理原則もの」、「語学・学参もの」が続々と出てきます。とにかくこの時期は、新入学・卒業・就職、そして転勤・人事異動のシーズンですので、最も多くの本が市場に出て行きます。
さて、きこ書房からは『奇跡の営業所 全国最下位の営業所が日本一に!!!』森川滋之(著)が2月末に発売されました。とご紹介のメールが届きました。

すべてのセールスパーソン、セールスマネージャーに必見!の内容だそうです。

部下を持った方。いかがですか。



3月5日(木)07:47 | トラックバック(0) | コメント(2) | BOOK | 管理

芥川・直木賞 決定!

第140回芥川・直木賞(日本文学振興会主催)の選考委員会が本日決まった。

東京・築地の「新喜楽」で開かれた
・芥川賞 津村記久子 「ポトスライムの舟」(群像11月号)
・直木賞 天童荒太 「悼む人」(文芸春秋)
     山本兼一「利休にたずねよ」(PHP研究所)

芥川賞の津村作品は「契約社員」「ワーキング・プア」の日常を描く。
作品は雇用不安や金融危機を抱える世相への問題提起でもある。
29歳の女性主人公は、化粧品の工場で、キャップのしまり具合を確認する仕事に就いている。
時折、絶望感に襲われるが、女性の仲間と助け合いながら、前向きの姿勢は崩さない。
ユーモアあふれる関西言葉とともに、厳しい労働環境下での一つの生き方を提示している。
「修正不可能な格差を是正すべきだ」。
就職氷河期、転職を経てきた津村さんの言葉は重い。

直木賞に決まった天童さんは愛媛県生まれ。
映画の脚本などを手がけたのち作家に。
96年「家族狩り」で山本周五郎賞。
00年にはベストセラーになった「永遠の仔」で日本推理作家協会賞。
東京都在住。
天童作品は、人が亡くなった場所を訪ねて悼む旅を続ける青年の姿を描いた長編小説。
事件、事故、戦争などで現代にあふれる人の死と、その死を悼むことの意味について真摯(しんし)に問いかける。

山本さんは京都市生まれ。
出版社勤務、フリーライターなどを経て、02年「白鷹伝」でデビュー。
04年「火天の城」で松本清張賞。
他に「雷神の筒」「千両花嫁――とびきり屋見立て帖」。
京都市在住。

受賞作は、千利休のわび茶にかけた美意識と人生の軌跡を丹念に描き出す歴史小説。
切腹の場面から過去にさかのぼり、放蕩(ほうとう)の果てに誰も及ばない美への執着を見せる利休の姿に大胆に迫っている。

贈呈式は2月20日午後6時、東京・丸の内の東京会館で開かれ、正賞の時計と副賞100万円がそれぞれ贈られる。



1月15日(木)22:14 | トラックバック(0) | コメント(0) | BOOK | 管理

小倉昌男 経営学

「クロネコヤマトの宅急便」の生みの親、戦後40年間でヤマト運輸を日本屈指のエクセレント・カンパニーに押しあげた希代の経営者、小倉昌男。

市場を見通す洞察力と論理的な経営手法、規制行政に単身で闘いを挑む行動力、そして引退後みずからの持ち株を寄付して福祉財団を設立し、障害者の社会復帰に無報酬で取り組む引き際のよさ。

政財界からジャーナリズムにいたるまで数多くの支持者がいる彼が自ら筆を執り、書き下ろした著作である。

個人宅配の市場を切り開いた歴史を描く。
経営書として戦略論を学ぶ本としても有用である。

日経BP社 



1月14日(水)21:17 | トラックバック(0) | コメント(0) | BOOK | 管理

雑誌版「フォートラベル」

「本物の旅」好きのための雑誌をフォートラベルが作りました。

いよいよ本日1月9日に雑誌「フォートラベル」が発売になりました!

フォートラベルは、いままで多くの旅行者の方々に支持されてここまで来ることができました。
世界中ありとあらゆる旅先で、さまざまな体験をされた旅行者の方々が、フォートラベルで旅行記を綴る。
その体験記を別の人たちが読んで、また旅行に行きたくなる。

こうした素晴らしいサイクルをウェブ上だけでなく、雑誌まで広げてさらに多くの方々へ伝えたい。そんな想いがぎっしり詰まった一冊になっています。

「本物の旅」を感じられる雑誌版「フォートラベル」。

観光地ガイドにはない視点で、フォートラベルの旅好きをはじめとした旅行者が旅に出て「行ってなにができるのか」「見てなにを感じるのか」を伝えられるような雑誌です。

今回の特集の取材でキューバもスペインもカンボジアも出雲も、執筆陣は本当に“旅”をしてきました。

旅ですからハプニングもつきもので予定通りいくわけもありません。
ですが、そのハプニングこそが旅の醍醐味。
実際、雑誌版「フォートラベル」は、それぞれの執筆陣が出発前に考えていた構成とまったく違った誌面構成になっています。

それは、実際に行って感じたこと、行ったことを、曲げることなくストレートに表現した結果だからです。

もちろん、フォートラベルのトラベラーたちの旅行記も一部ではありますが掲載してあります。
旅好きが集まり作り出した「本物の旅」を感じられる雑誌版「フォートラベル」をぜひご覧ください。

~フォートラベル メールより抜粋~



1月10日(土)07:13 | トラックバック(0) | コメント(0) | BOOK | 管理

親の品格

親の品格 <PHP新書>坂東眞理子著

昭和女子大学総長・坂東眞理子さんによる昨年度のベストセラー「女性の品格」に続く「品格」の続編。

今回のテーマは「親」。
子どもをもつ親に対して、わが子にどのように
接していくべきか、という心構えを語った一冊です。

特に目新しいメッセージではないのですが、「約束は必ず守る」「感謝の気持ちを言葉で表す」「悪口は言
わない」「祖先は大切にする」など思わず胸が熱くなります。

人として忘れずにいたい本質はいつの時代も変わらないものなのではないかと思います。

目次は
第一章 生命を育む
第二章 マナーを育む
第三章 人間性を育む
第四章 学校とのつきあい
第五章 ティーンエイジャーの子どもと
第六章 情報といかに接するか
第七章 成熟した親子関係をつくる

現代の迷える親に贈る『親の品格』。

小さい子を持つ若い親の子育て、大人になった子供とのつきあい方を模索する熟年世代の悩みに66の例をあげて具体的に語っています。

親子がどのように付き合い、支えあうかがヒントになる教科書ではないでしょうか。



明日は、息子の誕生日です。

どのような親子関係に・・・。
時計を気にしているようだ。
私は、時計が止まって欲しい。
幸福感を味わえるのも束の間だと知っているから。



12月29日(月)20:54 | トラックバック(0) | コメント(0) | BOOK | 管理

PRESIDENT(プレジデント)

1963年4月、日本で初めて海外提携誌(米国TIME Inc.発行『フォーチュン』誌)として月刊誌でスタート。月2回刊

ビジネスリーダーの指針となる経営戦略&自己啓発・ビジネスマーケティング情報・リーダー学・海外情報等を提供しているプレジデント社。
 
今回の特集は「心が熱くなる! 「仕事人」ドラマ30」です。

未曾有の危機にも決して屈しない桁外れの情熱・・・一生忘れられない「燃える経営者」列伝を特集。

「日本の熱血社員」が見た地獄、掴んだ希望を紹介。
PART1 どんな困難にも「なせば成る」でやり抜く
PART2 リスクを恐れず「新たなる道」に挑む
PART3 己を磨き、部下を鍛え、そして……

その他
技能五輪…栄光の金メダリストたちのその後

特別寄稿(大前研一の日本人論)
松下幸之助、本田宗一郎、川上源一、盛田昭夫……熱き思いと野心が日本を変え、活路を開いた男たちの志、気概に学ぶ

ビジネススクール流知的武装講座
真のリーダーを育む「フォロワーシップ」とは

経営時論・・・経営組織論からみる航空幕僚長解任の是非
職場の心理学・・・なぜアサヒビールの社員は1%も辞めないのか

歴史に学ぶ仕事道 ・・・「戦国一の武芸者」本多忠勝が不遇だった理由

残したい言葉 最終回 一期一会


本の時間
著者インタビュー・・・『宿屋めぐり』●町田 康 
新刊書評・・・アン・カープ 著『「声」の秘密』
世の中の読み方・・・人類史から見た、感染症とパンデミックの起源
経営者の一冊・・・矢吹邦彦 著『炎の陽明学』
※読書は必要ですね。

特別広告企画 シンガポール特集
グローバルビジネスのハブ都市シンガポールで市場を開拓

2000年12月から購入。月2回発刊され、質の高いビジネス情報は勿論、「自己啓発」のための情報やライフスタイルまで幅広く取り上げ、現代の悩めるビジネスリーダーの「問題解決のバイブル」としておススメしたいです。






12月13日(土)07:55 | トラックバック(0) | コメント(0) | BOOK | 管理

致知

月刊『致知』(ちち)とは

人の生き方を探求する“人間学の月刊誌”です。

毎月有名無名を問わず、各界各分野で一道を切り開いてこられた方々の貴重なご体験談をご紹介し、人生を真面目に一生懸命に生きる人々の〝心の糧〟となることを願った月刊誌です。

人間学とは…
人間の徳性を養っていく学問のことです。

人が人に成るための学びには2つがあります。
1つは時代に即した知識や技能を得る「時務学」
もう1つが「人間学」です。

そして、時務学が「末学」と呼ばれるのに対し、
人間学は「本学」と呼ばれます。

人間学で徳を養うから
時務学で得た技能も知識も生かすことができるのです。
逆に、徳を学ばない人が
いくら知識、技能を勉強しても
正しく用いることができません。

徳性を忘れた結果がどうなるかは、
いま世の中で起きている数々の事件や不祥事などを
見ても明らかでしょう。
人間学を持たない人が時務の才だけで成功しても、
それは邪悪に陥りやすいのです。

人に対する思いやり、愛情、
困難に立ち向かう勇気、謙譲の心、礼節……、
これら徳性に含まれる性質は、
人間が生まれつき持っているものですが、
修養して開発しなければ埋もれたままになってしまいます。

人間が本来持っているよきものを輝かせる――。



2005年12月号:特集「縁を生かす」を紹介します。

その先生が五年生の担任になった時、一人、服装が不潔でだらしなく、
どうしても好きになれない少年がいた。
中間記録に先生は少年の悪いところばかりを記入するようになっていた。

あるとき、少年の一年生からの記録が目に止まった。
「ほがらかで、友達が好きで、人にも親切。勉強もよくでき、将来が楽しみ」とある。
間違いだ。他の子の記録に違いない。先生はそう思った。

二年生になると、「母親が病気で世話をしなければならず、時々遅刻をする」と、
書かれていた。
三年生では「母親の病気が悪くなり、疲れていて、教室で居眠りをする」
後半の記録には「母親が死亡。希望を失い、悲しんでいる」とあり、
四年生になると「父は生きる意欲を失い、アルコール依存症となり、
子供に暴力をふるう」

先生の胸に激しい痛みが走った。
ダメと決め付けていた子が突然、深い悲しみを生き抜いている生身の人間として、
自分の前に立ち現れてきたのだ。
先生にとって目を開かれた瞬間であった。

放課後、先生は少年に声をかけた。
「先生は夕方まで教室で仕事をするから、あなたも勉強していかない?
分からないところは教えてあげるから」少年は初めて笑顔を見せた。

それから毎日、少年は教室の自分の机で予習復習を熱心に続けた。
授業で少年が初めて手を上げた時、先生に大きな喜びがわき起こった。
少年は自信を持ち始めていた。

クリスマスの午後だった。
少年が小さな包みを先生の胸に押し付けてきた。
あとで開けてみると、香水の瓶だった。
亡くなったお母さんが使っていたものに違いない。
先生はその一滴をつけ、夕暮れに少年の家を訪ねた。
雑然とした部屋で独り本を読んでいた少年は、気がつくと飛んできて、
先生の胸に顔をうずめて叫んだ。

「ああ、お母さんの匂い!きょうはすてきなクリスマスだ」

六年生で先生は少年の担任ではなくなった。
卒業の時、先生に少年から一枚のカードが届いた。

「先生は僕のお母さんのようです。
そして、いままで出会った中で一番すばらしい先生でした」

それから六年。
またカードが届いた。
「明日は高校の卒業式です。
僕は五年生で先生に担当してもらって、とても幸せでした。
おかげで奨学金をもらって医学部に進学することができます」

十年を経て、またカードが来た。
そこには先生と出会えたことへの感謝と父親に叩かれた体験があるから、
患者の痛みが分かる医者になれると記され、こう締めくくられていた。

「僕はよく五年生のときの先生を思い出します。
あのままだめになってしまう僕を救ってくださった先生を、神様のように感じます。
大人になり、医者になった僕にとって最高の先生は、
五年生の時に担任してくださった先生です」

そして一年。
届いたカードは結婚式の招待状だった。

「母の席に座ってください」と一行、書き添えられていた。



「縁を生かす」~ 抜粋 ~
女性教師と男の子の感動的な話しです。
人の数だけ人生がある。
真摯に生きる人の人生には学びがある。



8月15日(金)18:06 | トラックバック(0) | コメント(4) | BOOK | 管理

潮騒

2人の若者が、苦境を乗り越え、愛を成就させていく恋愛小説『潮騒』。
誰もが一度は読んだであろうこの小説は、三島作品の中では異質ともいわれる清らかな純愛物語です。

題 名:潮騒
著 者:三島由紀夫
出版社:新潮社
発行年:1955年12月25日



歌島(神島)で暮らす漁師の新治は、船主の娘、初江に恋をする。
初江には親が決めた相手がいたが、互いに惹かれ合う2人は、監的哨で将来を誓う。
だが、事実とは異なる噂が広がり、引き裂かれてしまう。
そんなある日、初江の父の船に新治は乗ることになるが…。

難解な三島文学の中で、異彩を放つ純愛物語。
ギリシャの古典『ダフニスとクロエ』を題材に書かれたといわれている。(新潮文庫より)

潮騒は5度も映画化されている。
1作目は、潮騒が発表された年の1954年に上映。
その後、吉永小百合×浜田光夫、山口百恵×三浦友和らの主演で上映された。



8月2日(土)07:37 | トラックバック(0) | コメント(0) | BOOK | 管理

坂本龍馬

昨日、近所の書店に行くとサライという雑誌に「坂本龍馬」の特集がありました。

歴史上の人物の中で圧倒的な人気を誇るのが「坂本龍馬」ですね。

先見性、行動力、人間的な度量の大きさを併せ持っていた人物。
大組織に属しているものでもできないことが、個人の立場で成し遂げた。
そこに、龍馬の偉大さがあります。

サライ 8月7日号
発売日:2008年07月17日
発売元:小学館
幕末の志士として、激動の時代を颯爽と生きた坂本龍馬。
日本人の心を捉えて離さない快男児の、大いなる魅力と波乱の人生を探りながら、龍馬が奔走した縁の場所を辿る。
「日本の夜明け前」を駆け抜けた坂本龍馬を旅する
・第1部
33年の豪快・爽快なる生き方「ニッポン創造」人生
・第2部
出生地高知から京都、長崎、鹿児島…龍馬の足跡を辿る

坂本龍馬の著書は、たくさん読んでいますがカッコいいんでつい購読をしてしまいます。



坂本竜馬
発売日:2002年02月
発売元:PHP文庫
著 者:黒鉄ヒロシ

「文化庁メディア芸術祭・漫画部門」大賞受賞作。

現在に残る写真史料等を繋ぎ合わせ、幕末期の日本と日本人の原風景を、今に甦らせる「黒鉄歴画」。本書はその第二弾であり、幕末のスーパースター・坂本龍馬の生涯を描く作品。

卓抜な着想と果敢な行動力によって、「薩長同盟」「大政奉還」など、維新回転の大仕事を為し遂げた龍馬。三十三年の短い生涯ではあったが、若いエネルギーを存分に燃焼させた一生であった。

著者が本書を著した最大の理由が、この若いエネルギーを現代の若者に伝えたいということにある。刻々と変化する緊迫した社会情勢の中で、若者たちは何を考え、いかに行動し時代を動かしたのか。
龍馬の人生を縦糸に、時代の景色を横糸にとり、ユーモアとリアリティという色付けによって、若者達の人間模様を見事に織り成している。

これが「黒鉄歴画」の真骨頂であり、文字のみによる小説作品とは、一味も二味も違った味わいがある。

著者の黒鉄ヒロシさんの龍馬は、価値観に偏りがない。
「経済、権力、社会、理論性から異性までを含めてバランスがいい。しかも意外におしゃれ。」
「龍馬は、凄い音痴です。その下手な唄も武器になる。周囲が気絶するくらいに、とんでもなく音痴な唄を龍馬は唄ってみせる。つまり、ハラワタを見せることで、相手に胸襟を開く。」

生まれつき頭がいい。一を聞いて百を知る。しかも、物事の優先順位のつけ方に過ちがない。
予測性に優れて、なお果断な実行力を持っている。
このように、潔い、偏らない人柄と龍馬について黒鉄さんは話をしている。



7月31日(木)07:32 | トラックバック(0) | コメント(0) | BOOK | 管理

営業マン、17の完璧マニュアル

原点回帰したらどうか?
営業は、面白いように契約受注が出来るときもある。

常識などはないが、一流の営業マンには、自分の思考と行動が一致する。
原点に立ち返れば何かを思いだす。

「営業マン、17の完璧マニュアル」
 著 :太田典生
出版社:三笠書房
1997年:初版

トップ営業マンの技術をチェックリストつきで網羅した、悩み解消の必読書。

第1章 これができる営業マンの“常識”だ
第2章 営業力とは―この「コミュニケーション力」だ
第3章 これが営業活動の基本原則―これを知らずに歩き出すな!
第4章 この「段取り」この「読み」で一回り大きな営業ができる
第5章 お得意様の「人脈」は営業マンの“金脈”だ!

営業をする上で、基本となることを「常識」「コミュニケーション」「人脈」など17に分類して述べている。

営業は人間関係、しかも信頼関係が最も大事だと言う。
そして、基本を大事にする。
迷ったときに立ち返る基本があるというのは、やはり大きく、自信や応用にもつながる。

どの分野であれ基本や原理原則はしっかりおさえておかないといけないのだろう。

自分の中の引っかかり
・どう売るかという説得のテクニックより、相手から「この人なら」と信頼され、惚れ込まれるように人間の器を磨くことが先決である。

・「モノ」ではなく「満足感」を売れ。
・「自分が嫌いな自分」など誰も好きにならない。
・「第一印象」が悪ければ「第二印象」にたどりつけない。
・「信頼」は「信用」を売り続けてこそ買える。
・「百の言葉」より「一杯のコーヒー」のほうが”有能”なこともある。
・「誰に何を売るか」という的を絞らなければ”矢”は
 当たらない。
・必ず「宿題」をもらって帰れ!引き上げ時が営業どきだ。
・「夢」は論理的根拠があってこそ信用される
・お客さまは、買ってよかったと思いたがっている。

今年が2008年ですから、この本は、次男が生まれた1997年に購入した本です。



7月26日(土)07:33 | トラックバック(0) | コメント(0) | BOOK | 管理

失われた地平線

失われた地平線 (新潮文庫) (文庫)

ジェームズ・ヒルトン著で、原題は「Lost Horizon」。

1933年に発表された伝奇小説「失われた地平線」の日本語版です。

2009年3月にオープンを予定しているシャングリ・ラ・ホテル東京の全客室内に置くそうです。

ジャングリ・ラ・ホテルのブランド名は、この小説の舞台となっている理想郷のシャングリ・ラに由来している。

この小説は、1933年に出版後、1934年に英文学を対象とするホーソンデン賞を受賞。
日本語版は、1959年に新潮社から刊行されたそうです。
また、ハリウッドで映画化もされている。

ホテル名の由来になった本は、たくさんあるのでしょうか?

興味が沸いてきました。

このようなネタは、添乗員は大変助かります必要ですね
本を読むこと。



6月29日(日)01:20 | トラックバック(0) | コメント(0) | BOOK | 管理

抜萃のつづり

本日、田沼高校のK校長先生に用事がありお伺いをさせていただきました。

本校の「図書室便り」を拝見しましたが、先生方から、本を紹介するコーナーがあります。

約480名の生徒が、読書の習慣に興味を持つことが大切で「本との出逢いは、いいですね。」

私は、社会人なってから、本を読まなければならない機会が幾つも来たのですが、1冊の良書とであえるように引続きお願いしたいと思います。

校長先生から、「会長さん、クマヒラをご存知ですか?」とご紹介していただいた“抜萃のつづり”は、書籍や雑誌、新聞から心に残る文章・記事を抜萃し、まとめたものです。

興味のある物を選択できて良いです。

創業者の熊平源蔵が社会への感謝、報恩のために昭和6年に創刊以来、戦時中を除いて途絶えることなく毎年1回発行し、全国の官公庁や金融機関を始め、地方自治体、教育機関などにお届けしているらしいのですが、こんなのがあると良いですね。

広島県に本社のある。
株式会社クマヒラという企業がされていると本に紹介されていました。

また、来年も発行して下さい。
社会貢献ですね。



6月25日(水)20:21 | トラックバック(0) | コメント(0) | BOOK | 管理

五体不満足

五体不満足 (1998年)
著者:乙武洋匡(おとたけ ひろただ)
発行;講談社
定価:1600円(税別)

~あとがきより~
「ボクは声を大にして言いたい。『障害を持っていても、ボクは毎日が楽しいよ』。健常者として生まれても、ふさぎこんだ暗い人生を送る人もいる。そうかと思えば、手も足もないのに、毎日、ノー天気に生きている人間もいる。関係ないのだ障害なんて」

そんなふうに考えながら、大学時代に早稲田のまちづくり活動に参加。
このまちづくり活動を取材したNHKの番組出演がきっかけで、障害者としての生活体験をつづった『五体不満足』を執筆し、出版。

屈託のない個性と「障害は不便です。しかし、不幸ではありません」と言い切る新鮮なメッセージがあいまって大ベストセラーとなった。

「先天性四肢切断」という重度の障害とつきあっている著者が、22年間の自分の人生をつづったのが本です。

後に著者は大学卒業後、スポーツライターとしてジャーナリズムの世界に手を広げ活躍しつつ、2005年、新宿区の非常勤職員として「子どもの生き方パートナー」に就任した。

また同年より小学校教諭免許状を取得するために、大学通信教育課程人文学部へ学士入学し、教員の道への足がかりとした。

教員免許状取得を思い立ったのは、以前からの教育への関心に加え、長崎男児誘拐殺人事件などをきっかけに、子どもの人格形成に大人がどのような責任を負っているか問題意識を抱いたためという。

2007年2月に小学校教諭二種免許状を取得。
同年4月より杉並区任期つき教員として杉並区立杉並第四小学校に勤務。

2008年1月3日に第1子(長男)が誕生している。
乙武さんの教育者として活躍を期待しています。

この本の製本生地を提供しているのが、小学校PTA本部活動を一緒にしているHさんの会社です。
この本を読んだ10年前から縁がHさんとはあったのですね。

Hさんの会社名はどこにも書いていないが社員の皆さんがベストセラーの本を手がけたことを誇りに思っていることでしょう。



5月26日(月)00:23 | トラックバック(0) | コメント(2) | BOOK | 管理

きちんと生きている人がやっぱり強い!

たとえ愚直と言われようと真っ正直にきちんと生きろ

「勝ち組」なんて言葉には惑わされない、いつの世にも変わらない大切な生き方がある!!

題 名   きちんと生きている人がやっぱり強い!
      胸を張って「愚直」に生きてみないか!
著 者   内海 実(自動車販売会社 社長)
出版社   河出書房新社
発 売   2006年05月

人に信頼され、良い仕事をし、前向きに誠実に生きてる人。
そして損得のモノサシだけで生きない人…。
こんな人を、他人は放っておかない。現代人が忘れていた“人として大切で確かな生き方”に気づき勇気が出る一冊。

忘れてはいけない〈大切なもの〉が見つかる本、と、はじめに書いてあります。
いつの時代でも、世代間ギャップは必ずある。
ただ、世の移ろいはどうあれ、人間には変わってはいけない「大切なもの」がある。
それは、人間として誠実に、勤勉でかつ正直であれという、ごく当たりまえの生き方である。
しかし、現代のギスギスした世相を見るにつけ、その大切なもののカゲがうすれているような気がしてならないのだ。
たとえ「愚直」(辞書=ばか正直)と言われようと、真っ正直にきちんと生きている人がバカを見ない世の中であるべき-そういう思いを込めながらこの本を書いたと作者は言っています。



5月12日(月)07:44 | トラックバック(0) | コメント(0) | BOOK | 管理

文藝春秋 5月号

JR東北線の中吊り広告が目に入った。

完全保存版!
総力特集 脳力革命──空前の脳ブームに決定版
ひらめきの回路を強化しよう   茂木健一郎
「前頭前野」が思考力向上の鍵  川島隆太
国民よ、脳のためにもっと眠れ  神山 潤
天才を作る六つの条件とは    藤原正彦
取材・東嶋和子

4月10日発売 / 定価710円(本体676円)
昨日、息子のテニスラケットのガット張りが出来上がり、20時ころ足利市のスポーツ店に受取に行った帰りに書店にて購入。

・空前の脳ブームを
 脳科学者の茂木健一郎
 東北大教授の川島隆太
 小児神経科医の神山潤
 数学者の藤原正彦
国民よ!脳のために眠れ! 実感しました。



4月19日(土)08:55 | トラックバック(0) | コメント(0) | BOOK | 管理

あの夏の日の司馬遼太郎―昭和の巨星の若き日の姿を追う

司馬遼太郎の本が、H藤さん宅のピアノの上に置いてありました。

司馬氏の本は、『国盗り物語』『竜馬がゆく』『坂の上の雲』など、戦国・幕末・明治を扱った作品も好きです。(坂本龍馬が好きですから・・・)

『二十一世紀に生きる君たちへ』と初めて子供向けに書いた随筆。大阪書籍「小学国語」に書き下ろしたものも子供たちに読ませたい本です。

今回の本は、司馬遼太郎氏が、11945年の本土決戦のため新潟県、さらに栃木県佐野市に入り、ここで終戦を迎えた。
後に、22歳の自分へ手紙を書き送るようにして小説を書いたと述べている。佐野での敗戦の体験が、その後の作家生活の原点にあったと考えられる。その後すぐに図書館通いを始める。

司馬遼太郎氏は、「佐野の町は懐かしいんだけど、まだあそこだけは行かないようにしている」と言って、再び訪れることのなかった町。
佐野に育った著者早乙女氏は、戦後日本の新しい窓を開け、新鮮な風と光をもたらした作家・司馬遼太郎が、自らの文学の原点であると述べている死と向かい合って生きた佐野での昭和20年の夏を綴っていらっしゃいます。

H藤さんは、70歳を超えています。
私とは親子ほど違いますが、私の人生に影響を与えて下さる方です。まさか、司馬遼太郎で話が盛り上がるとは・・・



3月16日(日)21:05 | トラックバック(0) | コメント(0) | BOOK | 管理

あえて誤解をおそれず  弘兼憲史

まわりの目を気にして、コソコソと生きていては、やりたいこともできないし、ましてや、成功などしない。

この本では「仕事でも、人生でも、あえて誤解をおそれずに、誠意を持って向き合う姿勢が一番大切だ」と言う著者が、自分自身の体験や、人気キャラクター島耕作・加治隆介らの行動に託して、若きビジネスマンたちに、もっと大きくのびのびと生きるための、熱いエールを贈っている。

人間も、仕事も、もっと大きくなれる!

第1法則 あえて「誤解」をおそれず
第2法則 会社の人間関係にはなぜ「誤解」が多いのか
第3法則 夫婦はなぜ「誤解」し合うのか
第4法則 「誤解」を時には楽しむ余裕を持て
第5法則 世界も社会も、「誤解」だらけだ

自分をいい意味で誤解するのもいい。
悲観的になっていたら人生のエンジンはかからない。
他人もそうだ。
良く誤解してやれば、その人間の力を引き出してやれる。

あえて 誤解を恐れず できる男の成功の法則
PHP研究所 1995年06月22日
著者:弘兼憲史

自分をいい意味で誤解をすることは大切ですね。
たとえ高望みであっても、自分にはその力も資格もあると考えていくことで、他人にもそうです。
相手を悪い方に誤解するから感情的になり、ケンカにもなる。良く理解してやれば、その人間の力を引き出すことになるのですね。

年度の変わり目には、出会いがあります。
相手を良い意味で誤解しましょう!  



3月11日(火)15:01 | トラックバック(0) | コメント(0) | BOOK | 管理

江戸庶民の旅―旅のかたち・関所と女 (平凡社新書)

江戸庶民の旅―旅のかたち・関所と女 (平凡社新書)
この本は、私はまだ読んでいませんが、先日のセミナーである講師の方が日本の旅行の最初のブームが江戸時代であり、旅行を規制される中になぜもりあがったかという内容でこの本を引用していたので本日購入しました。

内容は、
江戸時代、それは農民や町人などの庶民が日本国中を盛んに歩きまわるようになった時代だった。
彼らはどのような動機で、どのようなかたちの旅をしたのか。
人びとの旅装や費用、宿場の実態、往来手形などから、困難を伴った女性の旅、立ちはだかる関所との軋轢まで、江戸の旅人の姿を明らかにし、旅が庶民を変えていった背景をたどる。

著者略歴:金森 敦子
1946年新潟県中蒲原郡横越町生まれ。
国学院大学文学部卒業。著書に、『江戸の女俳諧師「奥の細道」を行く』(日本エッセイスト・クラブ賞受賞)などがある。

さあ、今晩読むぞ!



2月24日(日)22:42 | トラックバック(0) | コメント(0) | BOOK | 管理


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