日本ブライト旅行社長のブログ
 
栃木県佐野市の旅行会社社長のひとり言です。
 


2009年6月16日を表示

企画商品 山形県下見 2

羽黒山では、団体記念撮影後に自由参拝。

出羽三山神社の大鐘(たいしょう)は、建治元年(1275)の銘があり鐘は口径1.68mで、中世以前のものとしては東大寺鐘に次ぐ巨大なものと売店の方に教えて頂いた。
昭和48年に国の重要文化財に指定されている価値のあるもの。



平成二十一年は出羽三山丑歳御縁年にあたります。
三山の一つであり、奥の院である湯殿山が、丑歳に御開山されたことから湯殿山の御縁年をもって三山の御縁年とされています。
十二年に一度の丑歳に参詣すれば、十二回お参りしたのと同じとされ、大変なご利益があると伝えられてきました。

 出羽三山と牛の関係
 丑歳が湯殿山御縁年とされる由縁については、古来より諸説があり、一部紹介します。

【開山説】…開祖蜂子皇子が、羽黒山、月山に続いて、湯殿山を開いたのが丑歳丑月丑日であった。
【山容説】…三山の全容が牛のうずくまった姿に似て臥牛山(がぎゅうざん)とよばれること。(頭が湯殿山、背中が月山、臀部が羽黒山)
【農耕説】…月山の残雪が牛のまだら模様に見える頃が農作業の始まりの目安となった。
【火防説】…江戸大火の際、羽黒の神牛が風向きを変え、庄内藩江戸屋敷を救った。
 このようにさまざまな伝説や歴史と結びついて、牛と御縁年の関わりは多岐に渡っています。



 羽黒杉の御神木を用いた丑歳御縁年の御守です。

十二年に一度しか訪れない御縁年の、より有難いお力で皆様をお護り下さいますように祈念し、又その御守をお受けになった方が携行し易いようにと奉製した。

羽黒山の御縁年守は元旦よりお頒けしておりますが、月山・湯殿山もそれぞれの刻印を施して開山中、御縁年の年のみ頒布しています。
御初穂料:300円



「本間さまには及びもないが、せめてなりたや殿様に。」
第二次大戦前、日本一の大地主といわれた本間家は、約3000町歩(3000ヘクタール)の農地を保有し、3000人の小作人を抱えていたと言われており、江戸時代中期には25万石の豪農であったそうです。

関ヶ原の戦い後、1662年徳川四天王の一人、酒井忠次の嫡流、忠勝が庄内に13万8千石に加増のうえ移封、庄内藩が確立したといわれていますので、庄内藩より石高は上まわっていたのでしょう。したがって、歌が詠まれたのであり、このことは本間家の栄華を証明しています。

全国的に珍しい桟瓦葺平屋書院造りで、武家屋敷と商家造りが一体となっている建築様式です。

本間家旧本邸は、本間家三代光丘が、幕府の巡見使一行を迎えるための本陣宿として明和五年(1768)に新築し庄内藩主酒井家に献上した、二千石格式の長屋門構えの武家屋敷です。
 巡見使一行が江戸に戻ると屋敷を酒井家から拝領し、邸宅として商家造りの方で昭和二十年の春まで住んでいました。

「町と共に歩む」ということをモットーに飛砂防止のため黒松の植林、学問振興のために寺社を寄進しました。
また、火事の時は男性は火消しに、女性は炊き出しを行い、家中の人皆で町のために尽力しました。
 戦時中本間家旧本邸には、「暁部隊」がおかれ、昭和24年から51年までは公民館として利用されました。
その時代に応じて、今できることを考え実行し、歴史を刻んできた本間家。

玄関の伏龍(がりゅう)の松は、樹齢400年を超える赤松。本間家では、門かぶりの松ともよんでいます。

庭は、綿積石として諸国から北前船で運んできた石を配しています。

二千石の格式を持つ長屋門や家族が出入りしていた通常壁に続く白薬医門も歴史を感じます。



別館の「お店(たな)」は、本間家初代原光が「新潟屋」を開業以来、本間家が代々商いを営んだ場所です。
館内には、実際に使用した帳場や度量衡、行灯等の灯かり、台所用品などを展示しています。
 また酒田は火事が多かったため、これに備え、本間家で用意した消火道具などを展示し、本間家の地域とともに歩んだ様子がわかります。記念品は、こちらで販売しています。

住所:〒998-0045 山形県酒田市二番町12-13
TEL :0234-22-3562(本間家旧本邸)   
   0234-23-0809 (別館「お店」)
   0234-23-5422 (事務局)
料金:大人 700円(630円)( )団体料金 20名以上
※本間美術館との共通入館券  1400円
開邸時間 :3月~10月午前9:30~午後4:30
11月~2月  午前9:30~午後4:00
※閉館時間は、入館基準となっております。
見学時間 : 40~50分 
休邸日:年末年始及び展示替え日 

バスは、別邸側に駐車し横断歩道にて反対側にある旧本邸に移動。見学後、別邸にて見学後、バスへ。
旧本館外にて喫煙可能です。※珍らしい
※移動の際の横断に注意ください。
15:20~16:20(所要1時間:ガイドあり)


企画商品 山形県下見 1  



6月16日(火)23:18 | トラックバック(0) | コメント(0) | 自己啓発 | 管理

企画商品 山形県下見 1

夕陽と歴史の庄内路 湯野浜温泉の企画下見です。

NHK大河ドラマ「天地人」直江兼続ゆかりの地、羽黒山神社丑歳御緑年、景勝「笹川流れ」遊覧船などの見どころが満載の1泊2日の平日特別企画第8弾として栃木県旅行業協会が提案する内容の下見が企画委員会及び研修委員会の共催で実施されました。

旅行業協会会員の参加40名となり、県内3カ所(県南・県央・県北)より乗降、佐野市文化会館6:10発、宇都宮動物園、千本松牧場と経由し企画旅行の下見がスタート。



山形自動車道 西川ic 【10:30通過】

月山湖 10:50~11:20(トイレ休憩・見学)
山形県西村山郡西川町砂子関 寒河江ダム
水の町西川のシンボルモニュメントで112mまで水を吹き上げる噴射高日本一の大噴水。
【打ち上げの期間と時間】5月~10月
平日:10:00~16:00まで1時間おき
土日祝日:10:00~18:00まで1時間おき
※1回の噴水時間約14分
※天候などにより中止の場合もあります

名物のソフトクリーム、秘伝豆ずんだ餅が人気。
雨天対策として土産店や川魚水族館、レストランもあります。営業日、時間はそれぞれの施設で異なることもあり下記にて確認ください。
・関の茶屋
・川雑魚水族館
・月山湖 展望レストラン

庄内地方と内陸を結ぶ「六十里越街道」は1200年前からの古代から開かれた鶴岡から山形にいたる険しい山岳道で名前の由来は諸説あるが、一説には西川本道寺から旧朝日村注蓮寺までが60里とされていたという。
実距離は40km(10里)の道のりになる。
古来からの換算法で1里を36町で計算すると360町。これを1里60町とする中国流で換算したため、360町を6町で割って60里。 ここから六十里という名前がついたという説がひとつ。

また、「六十」は「還暦」からきているという説もあります。「十二支」と「十干(じっかん)」を組み合わせていくと 60組み合わせが出来、一巡するには60年かかることになり、もう一度生まれ変わり出直したいという願いから「六十里越街道」と呼ばれたのではないかとも云われているそうです。

山形市内など内陸地方から月山を越え庄内に至る峠越えの道は、古来より幾多の変遷を経て今日の月山道路に至りました。その原点とも言うべき六十里越街道の歴史を知る事は、人々が道路とどのように関わって来たかを知る事であります。

古来より多くの人々が色々な思いを込めて通ったであろかとその思いを、六十里越街道沿いに点在する史跡からも偲ぶ事が出来ます。
何mも積もる雪の中、激しく降る豪雪の中、熊や狼など猛獣に怯え命がけで塩や海産物を馬や肩に背負い運んだのであろうか、また信仰のため山に参拝したのであろうかと古に思いを馳せてしまいます。



米の粉の滝ドライブイン11:50~12:30
バス到着後、正面入口より売店奥階段から2階団体御座敷へ。ここからは、紅葉の季節の眺めは最高です。

所在地:〒997-0405 山形県鶴岡市上名川字東山11の1
電 話: 0235-54-6311
時 間: 午前8時30分~午後6時(12月~3月 午前9時~午後5時)
休 み: 年中無休
県内の特産物・お酒・ワイン・お菓子・麺類・山菜・果物など、旬の物を取り揃えております。

鶴岡特産のだだちゃ豆を使い、おいしいあんを作り、おもちをそのあんでくるむ「だだちゃ豆福」は、とてもおいしい人気の商品です。(試食可)

とくに、村民還元ワイン 1.8L 赤・白・ロゼが、売れているそうです。人気は赤ワイン。
お得な上においしい。(試飲可)

特別企画の昼食には、ワインをお付けしています。
食前酒感覚でお召し上がりください。
また、画像をご覧頂くとわかるようにおかずの品も豊富であります。



角界に柏鵬時代を築いた鶴岡市名誉市民・大相撲第47代横綱柏戸の偉業を顕彰し、後世に伝えるために建設された施設。

所在地: 〒997-0342 山形県鶴岡市三千刈字清和158-1
櫛引スポーツセンター隣
問い合わせ: 鶴岡市櫛引庁舎 産業課
電話: 0235-57-2115
駐車場: 有り
時間: 午前9時~午後5時

全国の大相撲ファンに夢と感動を与えつづけ、鶴岡市名誉市民、山形県県民栄誉賞等数々の賞を受賞しました大相撲第47代横綱柏戸・鏡山親方(本名:富樫剛)は、昭和30年代から40年代半ばにかけ、角界に柏鵬時代を築いた昭和の名横綱です。
横綱柏戸記念館はこうした偉業を顕彰し、再び当時の感動を多くの人々と共有し後世に伝えるために建設された施設です。

施設の特長は、東京江戸川区にあった旧鏡山部屋の稽古土俵と上り座敷をそのまま移築し、現在ではビル化ですっかり姿を消した伝統様式の相撲部屋を復元するもので、大相撲文化史からも貴重な施設になるものと期待されています。施設内には、柏戸の栄光の証や秘蔵資料を展示し、日本相撲協会提供による迫力ある取組み映像の放映も行なっています。

【館内の案内】
第1展示室 横綱柏戸栄光の縁と証しを展示
第2展示室 横綱柏戸略歴などを展示
第3展示室 映像資料の上映と鏡山部屋の歴史などを展示
上がり座敷、稽古土俵 伝統様式の相撲部屋を復元

相撲ファンにとっては、何時間も居たい場所です。
休み: 第2・4月曜日 12月29日~1月3日
料金: 無料(平成21年度4月より、入館される皆様にお一人100円程度の協力金をお願いしています。)



出羽三山は、月山、羽黒山、湯殿山の総称であり、古くから山岳修験の山として知られています。

開山は約1,400年前、第32代崇峻天皇の皇子である蜂子皇子が三本足の霊烏に導かれ、羽黒山に登拝し、羽黒権現を獲得、山頂に祠を創建したのが始まりと云われ、皇子はさらに月山権現と湯殿山権現を感得し、三山の開祖となった。以後、羽黒派古修験道として全国に広がったのです。

今回は、羽黒山の参拝をコースに入れ、企画にご参加のお客さまには、団体記念写真のプレゼントをご用意させて頂いています。



6月16日(火)18:10 | トラックバック(0) | コメント(0) | 自己啓発 | 管理


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