日本ブライト旅行社長のブログ
 
栃木県佐野市の旅行会社社長のひとり言です。
 


2009年7月5日を表示

いわき湯本温泉の旅(1日目)

栃木県佐野市内の2班による町内親睦旅行を取扱いさせていただきました。今回は、ご参加者が全員男性です。

常磐道水戸インターから水戸市街に向かって走る頃。「トイレ~・・・・。」そうだ! 亀印

国道50号沿いに、水戸を代表するお菓子メーカーがあります。広い駐車場を兼ね備えた本社、工場、そして日本で初めての「お菓子博物館」があり、たくさんの洋菓子、和菓子が並べられています。

駐車場へ入ると営業の松本夕子様が笑顔で「社長、前回はありがとうございました。」
お客様がトイレを使いたいいのですが?
「どうぞ!社長ご利用ください。」
さすがだ、良い営業マンは態度でわかります。

お菓子博物館は、ディズニーランドの「カリブの海賊」などを手がけたスタッフが造った博物館です。水戸にお越しの際は、覗いてみて下さい。全員の方分にと、お菓子を頂きました。お客様の反応は早い。「あの子は、いい営業マンだ!」

亀印製菓株式会社
〒310-0913 茨城県水戸市見川町2139-5
TEL 029-305-2211



「誠に温かなること春色のごとし、この寒さも消えてしまうので、盃のなかには別に春が置かれている」と水戸黄門は、冬の寒い夜に皆でお酒をよく召し上がり、飲酒のことを別春会と申したそうです。

副将軍醸造元の資料館を別春館と名付けました。
伝統ある酒造りや、梅の都水戸にゆかりある梅酒の資料を展示しております。

工場見学は、ご案内の方が色々なウンチクを交えての説明に「へぇ~ そうなんだ~」と関心を皆さんされていました。



茨城の地酒「副将軍大吟醸」は、何度も全国新酒鑑評会で金賞を受賞した名酒です。
日本酒と梅酒の資料館を後に、昼食場所に移動。

名 称 明利酒類株式会社
本社工場 〒310-0836茨城県水戸市元吉田町338番地
TEL.029-247-6111(代) FAX.029-247-9585
別 春 館 〒310-0836茨城県水戸市元吉田町338番地
TEL.029-246-4811(代) 
工場見学→資料館→試飲→買物 



昼食場所は、黄色い建物が目印の大洗イエローポートです。
水戸・大洗インターの目の前にあり、大洗港で獲れた活きの良い魚介類を市場直送されます。

今回の昼食は、桶に海の幸をたっぷり。
テレビや雑誌で、何度も取上げられるほど絶品の味です。昭和56年創業の魚屋のプライドにかけて、茨城県認定第1号の大型観光ドライブインとして、 頑張って入るお店です。

株式会社大洗イエローポート
本店所在地 茨城県水戸市大串町895番地
電話 029-269-3009



福島県で唯一の国宝(白水阿弥陀堂)

常磐道いわき湯本インターより15分の場所にございます。

〒973-8405 福島県いわき市内郷白水町広畑219
Tel:0246-26-7008管理寺務所 願成寺 
拝観料:400円(中学生以上) 
団体割引:30人以上1割引
拝観休寺:毎月第4水曜日,12月は第2水・木曜日


白水阿弥陀堂は、永暦元年(1160)に当時の岩城地方の領主岩城則道の夫人である徳姫が建立した寺院です。

中尊寺金色堂(岩手県平泉町)、高蔵寺阿弥陀堂(宮城県角田市)と共に東北3大阿弥陀堂のひとつに数えられており、当時の地方へ波及した阿弥陀堂建築の代表する存在です。

建物は宝形造り、柿葺、方三間で内部は中尊寺金色堂を模したと言われるほど極彩色で彩られた絵画で埋め尽くされ、中央に阿弥陀如来像を安置し、両脇には観世音菩薩像、勢至菩薩像、、二天像(持国天像、多聞天像)の4体が本尊を守るように配されています。
 徳姫は藤原清衡の娘と考えられている為、平泉文化の影響が大きく、白水阿弥陀堂境内に広がる浄土式庭園は毛越寺庭園とよく似た構成になっているそうです。

その後は、朝廷の勅願寺となり、鎌倉時代には幕府から300石、江戸時代では10石の寺領を与えられるなど歴代領主からも庇護されています。

阿弥陀堂内での解説。
淡々とダジャレを連発しながら、お坊さんにより阿弥陀堂の歴史や仏教について(懐中電灯を使用)説明をして頂きました。※堂内は、撮影禁止です。
             白水阿弥陀堂 庭園の紫陽花

800年も前に、こう云う条件の土地を探し当てて国宝の白水阿弥陀堂のみならず、地形もいじらずにこれだけの浄土庭園を造った無文化水準の高さに敬服です。
 白水阿弥陀堂 庭園
庭園の雰囲気は、平泉の毛越寺とよく似ており、「白水」の名も平泉の「泉」を二字に分解したというのが由来と伝えられています。アジサイ、古代ハス、鯉や亀が泳ぐ風景は、極楽浄土です。



7月5日(日)16:34 | トラックバック(0) | コメント(0) | 添乗報告  | 管理


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