日本ブライト旅行社長のブログ
 
栃木県佐野市の旅行会社社長のひとり言です。
 


2006年3月8日を表示

東武鉄道、不合格の3人に免許運転士試験で採点ミス

 東武鉄道が実施した、鉄道の運転士になるために必要な「動力車操縦者運転免許」の国家試験で採点ミスがあったとして、国土交通省関東運輸局は8日、同社に警告書を出し、業務改善を指示した。昨年2月と3月の実技試験で、採点役の運転士が減点方法を間違え、本来は合格点に届いていなかった3人が合格していた。同社は3人の運転免許を返納した。

 同社は国交省から、同試験の指定機関として認められており、養成所で筆記と実技の試験を行っている。しかし、今月6日の同運輸局の監査で、実技試験の減点方法に間違いがあることが分かった。同社が調べた結果、昨年2月の試験で合格した2人と、同3月に合格した1人は、合格点に届いていなかった。採点を行った主任教師役のベテラン運転士の勘違いが原因という。ほかの採点でミスはなかったという。

 3人は約1年間、運転士として業務についてきたが、同社は今月7日に乗務停止にし、免許を返納した。近く追試を行う。同社は「心よりおわび申し上げます。事態を厳粛に受け止め、再発防止を図ります」とのコメントを出した。

※ 約1年後におかしいと気付いたのももっと可笑しく思います。
 きっと運転が未熟で告発があったのだと思います。
 合否の報告も試験管に報告していれば、その時点で判っていたのでしょう?
 内部告発か?・・・・1年間大きな事故が無く良かったと思う。国土交通省も東武鉄道に認定機関の剥奪をしないといけないと思う。大切な命を預かる仕事だからだ!!


関東運輸局(横浜市)は8日、東武鉄道の社内試験で不合格だった運転士3人が採点ミスで合格扱いとなり約1年乗務していたとして、警告書を出し改善を指示した。同社は既に3人の乗務を停止し、採点を担当した運転士養成所の当時の主任教師(60)の処分を検討している。
 東武鉄道によると、主任教師は昨年2月中旬から3月上旬に実施した運転士の技能試験で点数計算や減点の方法を誤り、「ブレーキ取り扱い」の科目で不合格点だった3人が合格になった。
 今月6日に関東運輸局が行った定期監査で1人の採点ミスが発覚。同社が保存していた過去5年分の採点結果を確認したところ、ほかにも同様の不合格者が2人いた。
 3人のうち1人は車両基地だけの運転を担当。残る2人は昨年3月中旬から約1年、東武伊勢崎線や日光線などで運転士として乗務していた。
 同社の技能試験は、養成所の実務上のトップである主任教師が1人で採点し、複数で確認する仕組みはなかった。主任教師は、2002年10月から昨年10月の任期中に3人を含む計33人の試験を担当。ほかにも採点ミスがあったが、合否に影響はなかった。



3月8日(水)17:05 | トラックバック(0) | コメント(0) | 旅行業界情報 | 管理


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