日本ブライト旅行社長のブログ
 
栃木県佐野市の旅行会社社長のひとり言です。
 


新年会


少年易老学難成
一寸光陰不可軽
未覚池塘春草夢
階前梧葉已秋声


少年が年老いていくのはあっという間だが、学問がモノになるのは大変難しい。だから、わずかな時間も惜しんで一生懸命に勉強すべきなのだ。

春に池のほとりに草がゆらぐのを見ながらうつらうつらと夢を見ていたかと思うと、庭先のアオギリはもう秋の気配を帯びている。

【偶成】は「たまたまできた」の意。朱熹の著作のどこを探してもこのタイトルの詩はないので、別人の作ではないかとも言われています。

【池塘】は池の堤。高駢「山亭夏日」に「楼台倒影入池塘」と。
【春草夢】は春草の萌える頃、まどろみの中に夢を見ていたこと。その夢がまだ覚めないうちに……、
【階前】 庭先の 【梧葉】 アオギリが、
【已秋声】 もう秋の気配を漂わせるのです。

少年老い易く 学成り難し
一寸の光陰 軽ずべからず
未だ覚ず 池塘春草の夢
階前の梧葉 已に秋の声


この漢詩は、朱子学で有名な宋朝の学者、朱熹の有名な詩と言われています。前半の句は有名ですが、後半の美しい比喩がいいですね。
朱熹(1130-1200)。姓は朱、諱は熹(き)、字は元晦または仲晦。「朱子」は尊称。

孔子・孟子以来の儒教と老荘思想などを混ぜ合わせて新しい儒教【朱子学】を作りました。『論語』の注釈書「集注」を著したことでも知られます。江戸幕府はこの朱子学を学問として重んじました。

時は流れ現代は、いかがでしょうか?



前PTA会長あいさつ

新しい年を迎え、多くの保護者や教職員から成るPTAの皆様方のご参加する新年祝賀会にお招きを賜り感謝を申し上げます。

主催をされる総務委員会委員長様をはじめ、ご設営の役員の方には、大変お世話になります。

昨年度まで、会長として皆様方のご協力でPTA活動及び運営が出来たことをこの場を借り厚く御礼を申し上げます。

今年度の会長や本部役員の方々に「300名の児童のお父さんやお母さんとして、ご活躍を依頼しました。」保護者の方やそのお父さん、お母さんに学校やPTA活動のことを伺うことがあり、新年度から今日まで立派に運営をされた会長さんに感謝を申し上げます。

今回、会長自ら私の家に先月いらして頂き、前年度の本部役員や教職員への感謝状、功労賞などが正式に出なくなったと伺いました。本PTAは、昨年「優良団体」と「ボランティア団体」で2つも栃木県より表彰を受け、佐野市でも報告をして頂きました。私自身は、本音を言えば証として「感謝状」を頂ければありがたいと思いますが、諸先輩方が築いた伝統と歴史と文化に栃木県から表彰を1会員でなく会員全員で頂いたもを最高の喜びと誇りと思っています。そして、佐野市の財政が逼迫している中で、誰がそれを言うか?誰がやるか?そのようなおもいで、私たちの時代から経費削除を了承することと致しました。

行政だけでなく、個々のご家庭でも大変なときに、覚悟で就任を決断して下さった会長のことを年度の残りを皆さんで支えて下さい。

また、校長先生は今年度が教員生活最後の年です。この小学校で定年退職をお迎えになります。地域教育のためにご尽力を感謝致します。教員としての豊富な経験と知識を児童やPTA会員に校長先生のイズムを継承できるよう、退職後もご協力をして頂きたいとお願いします。

校長先生は、開かれた学校を目指し、何時何時も保護者の来校を歓迎して下さいました。わたしは、入学式の祝辞で、「大らかな関係」と保護者や先生にお願いをしました。最近報道された「モンスターペアレントの対応で、先生が保護者を訴えられました。」逆に「保護者が教育委員会に教員を訴える。」ということも他校では
あります。

私たちは、学校に通う児童の保護者と教職員という共通の願いがあり、それが縁のPTAです。知・徳・体の調和のとれた健全な育成のために大切な子どものたちのために、「身近な大人が手本」となって下さい。

それは、先生や保護者が子どもの前ではもちろん、人と接する際に、「和顔愛語」のように明るい笑顔で、愛情を込めた言葉で語りあって、6年間「関係の豊かさ」を育んで欲しいと願います。

そして、学校に行けるときに子どもの姿を見てやって下さい。中学生、高校生になると成長する姿を見る機会が少なくなります。是非、学校行事に参加して下さい。

私は、4月の総会までは、会則の上では「顧問」です。また、吉水地区にこれからも住み続けるものとして、皆様と同様にPTA活動に協力をしていきたいと思っています。

本日は、お招き頂き誠にありがとうございました。



我が家の唯一の和室に飾られている「書」です。
中国の北京に滞在した際、現地旅行会社の社長より頂いたものです。

「厚徳載物」を書いた愛新覚羅 毓嵐(いくらん)という、清朝の王族の一人で、溥儀(ふぎ)の甥に当る人物が作家。同姓同名で著名な女性の山水画家がいるが、別人でこちらは男性であります。
 
ラストエンペラーの愛新覚羅は、満州の部族名で清朝を打ち立てた家系であります。男装の麗人と呼ばれた川島芳子の本名が愛新覚羅・顯王子((けんし)です。
一族には芸術家がたくさんいる。広島県には、愛新美術館があります。



新年会では、男性陣に囲まれての席。
親父の会のような雰囲気でした。

座敷にテーブル席で少し狭く。今回、来賓でしたので、お酌にまわるのを控えていました。多くの方から、酌をして頂きました。いいですね。
この輪が少しづついて大きくなるといいのですが、小学の6年間は短い。でも、色々な悩みも皆さんあるので、無理をしない範囲で活動をして下さい。

子どもにたくさんの愛情を注いで下さい。

いつものことで、次に行き。今帰宅。
大変お世話になりました。 






1月21日(金)23:58 | トラックバック(0) | コメント(0) | 小学校PTA顧問 | 管理

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