未来を写した子どもたち |
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未来を写した子どもたち
インド・カルカッタの売春窟に生まれついた子供たち。彼らは外の世界を知らず、夢を持つことも許されない。
だがある日、子供たちはカメラと出会ったことで、自分たちに無限の未来と希望があることを知る。
ニューヨークで活動する写真家、ザナ・ブリスキーが、売春婦の取材のためこの地を訪れたとき、そこで暮らす子供たちの悲惨な運命を目の当たりにし、衝撃を受ける。そして彼女は、子供たちをここから救い出したいという思いから、写真教室を開く。
そこでは、インスタントカメラを使って、子供たちに写真のいろはを教えた。後に、子供たちの撮った写真は高く評価され、ニューヨークで写真展を開催するまでに。
だが、子供たちを生まれ育った境遇から抜け出させることは容易ではなかった…。
映像作家、ロス・カウフマンがザナの活動を映像に収めたドキュメンタリー。
第77回アカデミー賞の最優秀ドキュメンタリー賞受賞作品です。世界50か国以上の映画祭で上映され、40以上の賞を受賞した、ユーモアと感動あふれるドキュメンタリー。
未来を写した子どもたち 製作年 2004年 製作国 米 作品名原題 BORN INTO BROTHELS: CALCUTTA'S RED LIGHT KIDS
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| 生まれた宿命。きつい労働、大人たちの罵声、目の当たりにする現実。そしていつか自分たちも母親のようになるのだろう・・・。
現在、私たちが、やらなければならないことは、貧困と無知に対する戦いかもしれません。
輝く瞳が印象的な子どもたち。この映画で、写真教室のときだけは、自分の宿命を忘れ希望を見ることが出来た子どもたち。出逢いによって宿命も変えられるのかもしれないという希望。
彼らの置かれた境遇は、見ているこちらが辛い。たかが、学校に行って勉強するということが難しい環境。
義務教育のある日本は幸福ですね。 貧しくとも子どもたちはたくましく明日を夢見られるようになって欲しい。閉塞感が付きまとう日本でも、がんばればることで、どうにか夢の実現の可能性を感じることが出来ます。少なくとも「人間らしい」営みはできます。
いくら才能があってもチャンスが無いことは悲しいです。あどけない顔の子どもたちが「宿命」を受け入れようとするセリフには心が痛むばかりです。
社会を責めるのは簡単ですが、戦うべきは「無知」と「貧困」です。ぜひ、観ていただきたい一本です。
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12月26日(日)23:59 | トラックバック(0) | コメント(0) | テレビ・映画 | 管理
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