円高14年ぶり1$=86円台 |
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| 今月26日に、円相場が1995年7月以来14年ぶりの円高水準になる1ドル=86円台まで急伸した。
・前日の海外市場でドルが全面安になった。 ・投資家がドルの見切り売りした。
今年1月に1ドル=87円10銭まで円高が進んだが、この日はこれを10カ月ぶりに突破した。
・アメリカの低金利政策が長引いている。 ・アメリカ金融当局がドル安を容認している。 ・ドルが各国通貨に対し売られている。 ・日本政府が為替介入に慎重な姿勢を崩していない。 ・円買いを進める投資家に安心感を与えている。 藤井裕久財務相は、円相場が86円台に突入したことについて「極めて注視している。(米国の)ガイトナー財務長官はドルを強くすることが米国の国益になるといっており、私も支持する」と述べ、ドル売りを牽制(けんせい)している。
今年1月の87円10銭を突破したことで、損失を確定するためのドル売りが増加しており、さらに円高が進む可能性もある。
1ドル=86円台になるのは95年7月以来、約14年ぶりだ。当時は日本の貿易黒字の拡大が問題となり、同年4月には円が戦後最高値の1ドル=79円台をつけている。
輸出依存度の高い日本企業にとって、円高は業績回復の重荷になる。
海外旅行は、お得感が出てくるが、日本で暮らす人は大変な話である。
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11月28日(土)18:31 | トラックバック(0) | コメント(0) | 社長日記 | 管理
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