仁義礼智忠信孝悌 |
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| 仁義礼智忠信孝悌の持つ意味ですが
仁義八行と呼ばれる人間が生きて行く上で大切な八つの道徳的規範を示したもの。
仁・・・思いやり、慈しみ。儒教の五行の最高の徳とされる。 義・・・人道に従うこと、道理にかなうこと。普遍的正義。 礼・・・社会生活上の定まった形式、人の踏み行なうべき道に従うこと。習俗を尊重する。 智・・・物事を知り、弁えていること。(物の道理を知り、正しい判断を下すこと。)智慧。 忠・・・心の中に偽りがないこと、主君に専心尽くそうとする真心。権力者に忠誠を尽くす。 信・・・言葉で嘘を言わない事、相手の言葉をまことと受けて疑わない事。自分の発言は実行する。 考・・・おもいはかること、工夫をめぐらすこと。親孝行すること。親に従う。 悌・・・兄弟仲がいいこと。年長者に従うこと。兄に従う。
このうち儒教では仁義礼智信を「五常の徳」といい、自律者の徳目とされます。 一方、忠孝悌は従属者の徳目で上位者に都合の良い徳目で、馬琴が五常の徳に付け加えたとされています。
社会関係においては、従属的地位に置かれることは当然あり得る。 従属者が自ら仁(思いやり)義(普遍的正義)礼(習俗を尊重する)智(智慧)信(自分の発言は実行する)の評価をした上で忠(権力者に忠誠を尽くす)孝(親の利益を考える)悌(兄に従う)ことを決断するのは一向に構わない。
私自身、社会人として、子供の親として、今一度この言葉をしっかりと胸に刻んでおこうと思いました。
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11月4日(水)07:10 | トラックバック(0) | コメント(0) | こころに残る言葉 | 管理
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