日本ブライト旅行社長のブログ
 
栃木県佐野市の旅行会社社長のひとり言です。
 


7年振り長編 村上春樹

 5月29日に全国発売された村上春樹さんの最新長編小説「1Q84」が、1巻の完売が相次ぐなど、異例の売れ行きを見せた。

出版元の新潮社によると発売1週間で発行部数は1巻51万、2巻45万。予約殺到による「発売前増刷」も異例だったが、発売から約1週間で100万部に迫る勢いに、「例のない事態」と驚いて話題となった本です。

1日に700冊以上が売れ、営業時間で計算すると55秒に1冊が売れたことになる。

 村上さんの長編小説は02年9月の「海辺のカフカ」以来、約7年ぶり。だが、発売まで内容は明かされていなかった。文芸評論家の池上冬樹さんは「今回は特に情報の渇望感が大きかった。そもそも村上さんは肉声や私生活をあまり出さないため、新作の期待値が特に高い作家。ノーベル文学賞候補として名前もあがりカリスマ性が高まっているのでは」と語る。新潮社の広報宣伝部は、「今年2月のエルサレム賞でのスピーチが共感をよび、ファンのみならず新たに手に取る方が増えたのでは」と分析する。


1Q84 BOOK1 村上春樹

1985年、『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』、1994年、『ねじまき鳥クロニクル』、2002年、『海辺のカフカ』。
そして今年、待望の新作長編刊行!

心から一歩も外に出ないものごとは、この世界にはない。心から外に出ないものごとは、そこに別の世界を作り上げていく。

発売日 : 2009/05/29



「こうであったかもしれない」過去が、その暗い鏡にうかび上がらせるのは、「そうではなかったかもしれない」現実の姿だ。


村上春樹/著

1949(昭和24)年、京都府生れ。早稲田大学文学部卒業。1979年、『風の歌を聴け』でデビュー、群像新人文学賞受賞。主著に『羊をめぐる冒険』(野間文芸新人賞)、『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』(谷崎潤一郎賞受賞)、『ねじまき鳥クロニクル』(読売文学賞)、『ノルウェイの森』、『アンダーグラウンド』、『スプートニクの恋人』、『神の子どもたちはみな踊る』、『海辺のカフカ』、『アフターダーク』など。『レイモンド・カーヴァー全集』、『心臓を貫かれて』、『キャッチャー・イン・ザ・ライ』、『ロング・グッドバイ』など訳書も多数。






9月24日(木)20:31 | トラックバック(0) | コメント(0) | BOOK | 管理

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