日本ブライト旅行社長のブログ
 
栃木県佐野市の旅行会社社長のひとり言です。
 


カリカリ梅発祥の地 赤城フーズ

昨日、開催された会議の帰路。

群馬県前橋市の赤城フーズ株式会社様に立寄り、見学をして参りました。

カリカリ梅と漬物の工場見学

〒379-2153 群馬県前橋市上大島町84  
TEL 027-261-0339  

・会社の概要
・工場見学
・梅についての説明

直販部 齊藤百合子部長より、ご案内を頂きました。

明治26年11月に、漬物・佃煮・煮豆製造小売業として創業してい依頼、平成 5年11月に創業100周年を迎え、赤城フーズ株式会社に商号を変更するまで、群馬県前橋市で漬物一筋に営んで、現在の社長で5代目になるそうです。

1971年に、日本で初めて「カリカリ梅の開発・商品化」に成功したのが、ここ赤城フーズ様です。
※特許は、当時の社長が群馬県漬物組合の会長であったため、梅を消費者に広めたいという思いで取得せず同業者にも販売をして欲しいと取得しなかったそうです。

昭和44年(1969)、群馬の梅は大不作に見舞われ、翌年の春には原料不足に悩まされる事となったことから、一粒の梅すら探す事が困難という状況で、注文に答える事ができず、ただただ頭を抱えたそうで、群馬県や長野県の農家に梅を分けて頂いて調達に駆け巡ったそうです。農家の協力でかなりの量の梅漬けを集めることができたそうです。その中に、3樽ほど硬い梅のものがあり、使い物にならないと倉庫の片隅に約1年ほど放置していた樽をあけると・・・。「カリカリ梅」の今日につながったそうです。偶然か?必然か?

工場見学
民間で伝承されていた「カリカリ梅」が、4代目社長の発見で研究を重ねて、日本初の工場の生産されるようになりました。

そして、その「カリカリ梅」は一大旋風を巻き起こし、全国へと広まっていったのです・・・。

その後、カリカリ梅は1粒ずつに個包装したスナックタイプのハーフドライ漬物としてデビューしました。

種を取り除き加工した種なし梅などもあります。

梅の産地
梅の産地としては、全国2位であり、東日本1位の群馬県。
群馬の主な梅林の3ヶ所です。
・旧・榛名町(2006年10月高崎市に編入)
12万本以上 年間4000t前後の出荷
・旧・箕郷町(2006年1月に高崎市に編入)
約10万本 年間約2500tの生産
・秋間(安中市)
約3万5千本 生産量は・・・?

カリカリ梅は、榛名の梅のほかは、東北地方で摂れた梅も一部使用しております。
また、海外で加工してから輸入したりしている商品もありますが、以前は台湾での梅干用原料の生産が多かったのですが、最近は殆どが中国へと移りました。
※最近は、人件費が高騰し日本での生産の方が安いようです。

平成20年度は、全国で、約121千トン出荷された中、和歌山県は、約7万t。全国2位の群馬県は、約8千t。
3位は、約2千トン。へぇ~。茨城や神奈川の梅で有名なところは群馬より少ないのですね。それと和歌山は、ダントツの生産量だ。


漬物や梅に関する知識を吸収できる工場見学は、おすすめです。

医学的な梅の効果もうかがえます。



9月1日(火)13:19 | トラックバック(0) | コメント(0) | 旅行業界情報 | 管理

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