日本ブライト旅行社長のブログ
 
栃木県佐野市の旅行会社社長のひとり言です。
 


教育旅行の危機管理-新型インフル対策

新型インフルエンザの流行をはじめ、変化する世界情勢に対する学校と旅行会社に必要な備えとして、
・教職員の危機意識の喚起
・早期の対応能力
・旅行会社と連携した情報収集力
の3点と各校ごとに「マニュアルの作成」と認知徹底をしつつ、できる限り未然にリスク回避をして、子供たちに安全で快適な教育旅行を体験する機会を与える。

「正しい医学知識」の教育
・一般に流布した間違った情報に惑わされず、新型インフルエンザに対して正しい認識をするよう学校や旅行会社は、科学的根拠に基づく対応をとるのが望ましい。

新型インフルエンザ
・弱毒性
・死亡率は各国の経済状況を反映
・海外渡航歴がなくても日本国内で感染者が出ている。
・日本は染国であり、新型インフルエンザの予防という観点では、海外渡航を自粛する意味がないとした。
・マスコミが比較対照として約90年前に大流行したスペインかぜをあげたことについて、栄養状態や衛生環境、医療技術、情報量などが当時と異なる現代とはまったく比較にならない。

感染を防ぐ手段
・手洗いを徹底
・バランスの良い食事をとる
・じゅうぶんな睡眠時間を確保する
・適度な運動をして体の基礎免疫力を高めること
・旅行中のマスクについては正しく着用しなくては予防の意味がなく、発症者本人が他者への感染拡大を防ぐため、もしくは家族など身近に感染者がいる場合の予防用に向いている。
・修学旅行中でも「好き嫌いをさせずバランスの良い食事をさせ、夜ふかしをさせない。そのうえで毎日体温を測って健康状態を把握すれば、教育旅行を実施しても問題はない」。
・検温で高熱があった場合は、病院に連れて行く対処ができる。最近では体に触れただけで計れる体温計があり、団体でも時間をかけずに検温できる。


新型インフルエンザは持病があると悪化するケースが多い。持病がある場合は、病院で処方された自分の病気にあった薬を持参させることが大切である。

新型インフルエンザを懸念して教育旅行を取り消す必要はないとする一方で、旅行医学の立場から、添乗員や教職員に対して正しい医学知識を教育することが大切と言われています。



7月15日(水)07:10 | トラックバック(0) | コメント(0) | 旅行業界情報 | 管理

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