日本ブライト旅行社長のブログ
 
栃木県佐野市の旅行会社社長のひとり言です。
 


救急法講習会

救急法講習会
来月1日にプール開きが行われます。
特にPTA常置委員は夏休みプール当番もあります。
プールに限らず事故は、日常の中でも起こりうることです。




日時:平成21年5月27日(水)15:30~16:30
会場:吉水小学校 いずみの部屋
講師:佐野消防署・救急隊員
内容:心肺蘇生法

身軽な服装で参加致しました。

心肺蘇生法(しんぱいそせいほう CardioPulmonary Resuscitation; CPR)とは、呼吸が止まり、心臓も動いていないと見られる人の救命です。生命維持をするために行う呼吸及び循環の補助方法。

人間の脳は呼吸が止まってから4~6分で低酸素による不可逆的な状態に陥るのです。
2分以内に心肺蘇生が開始された場合の救命率は90%程度であるが、4分では50%、5分では25%程度。
したがって、救急隊到着までの数分間(5~6分)に「現場に居合わせた人、いわゆるバイスタンダーによる心肺蘇生」が行われるかどうかが救命率を大きく左右する。

また脳自体に酸素を蓄える能力がなく、絶えず酸素を供給し続ける必要があるため一刻も早く脳に新鮮な酸素を送る必要がある。
脳は頚動脈の圧迫などで血液供給停止状態となると約10秒で意識がなくなり、約1分で自律呼吸ができなくなる。この意味でも非常に重要な措置である。



今回は、下記の順で人形を相手に蘇生を行った。

1.状況の確認
交通事故や労災などの場合は、二次災害を防ぐため、まず周囲の安全を確認する。
2.意識の確認
意識の有無を確認する(肩を叩きながら相手の耳元で呼びかける。この際、体を揺さぶらない)
3.応援を呼ぶ
周囲に人がいれば、119番による通報自動体外式除細動器(AED)の手配をお願いする。いなければ自分で行う。
4.気道確保(A:Airway)
固い地面の上に仰向けに寝かせ、片方の手で額を押さえ、もう片方の人差し指と中指で顎を上に持ち上げる(頭部後屈顎先挙上法)。このとき口の中に異物があって取れるときは除去する。
5.人工呼吸(B:Breathing)
鼻を押さえ、胸部がふくらむよう息を約1秒吹き込む。2秒の間をおき、もう一度吹き込む。人工呼吸を行う間隔は、胸骨圧迫30回に1回が目安。ただし、人工呼吸については不要との学説もある。
6.胸骨圧迫(心臓マッサージ)(C:Circulation)
乳頭と乳頭を結んだ線上で身体の真ん中に手の付け根を置き、4 - 5cm程度沈むように圧迫する。肘を真っ直ぐ伸ばし、約100回/分の速さで圧迫を繰り返す。世界に一つだけの花のリズムでするとわかりやすい。
7.AEDによる除細動(Defibrillation)

自動体外式除細動器(AED)が使用可能であれば、機械の説明を読みながら使用する。
 






自動体外式除細動器(じどうたいがいしきじょさいどうき)
(AutomatedExternalDefibrillator:AED)は、心室細動の際に機器が自動的に解析を行い、必要に応じて電気的なショック(除細動)を与え、心臓の働きを戻すことを試みる医療機器。

空港や飛行機内、ホテルなどの公共施設に広く設置され、消火器などと同様に、万一の事態が発生した際にはその場に居合わせた人が自由に使えるようになっている。かつて日本では、医師しか使用が認められていなかった。

2003年になって、ようやく救急救命士に使用(医師の指示なく)が認められ、2004年7月からは一般市民も使えるようになり、空港や学校、球場、駅などの公共施設に設置されることが多くなった。

AEDを使わないことが良いこと。
しかし、使わないとは限りません。

夏休み中の事故がないことを願います。

参加者:53名



5月27日(水)21:10 | トラックバック(0) | コメント(0) | 小学校PTA顧問 | 管理

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