弁済業務保証金 |
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| 大阪府観光振興課による情報
セレブツアー・アルファ(大阪府知事登録旅行業第3-2196号)が営業を停止した。 3月16日に消費者から同社と連絡が取れないとの相談が寄せられ、職員が大阪の本社営業所に向かったところ、営業をしていなかったという。
3月25日16時30分現在 相談件数は150件程度となり、支払いずみの旅行代金は1800万円にのぼる。
日本旅行業協会(JATA)と全国旅行業協会(ANTA)には加盟しておらず、第3種であるため営業保証金は300万円にとどまる。
相談では、ウェブサイトで海外航空券を申し込んだケースが中心という。 昨年のゴーイングの営業停止の際に航空局が発出した通達によると、航空運送契約はeチケットの発券をもって成立する。 同社は発券業務をおこなっておらず、観光振興課では、寄せられた相談に対して航空会社に発券済みかを確認するよう伝えている。
なお、セレブツアーの営業停止にともない、大阪府ウェブサイトでも「旅行会社セレブツアー・アルファ株式会社に対する旅行債権をお持ちの消費者の皆様へ」と題した文書を掲出し、還付手続きを案内している。 相談窓口は下記を参照のこと。
大阪府にぎわい創造部観光交流局観光振興課観光振興グループ 代表:(06)6941-0351 内線2636、2638 直通:(06)6944-6722、(06)6944-6179
日本旅行業協会(JATA)による情報 普門エンタープライズ倒産による問い合わせ件数は、3月23日が273件、24日が242件、25日が220件と3日間で735件におよんだ。 申し出金額は3日間ですでに約1億1841万5790円となり、弁済限度額の7000万円を超えた。 JATAでは4月下旬、弁済業務保証金制度に申し出た人を対象に還付金請求の書類を一斉発送する予定で、JATAに最初に書類の返信が届いた日から60日間以内に届いた書類に限り査定対象とする。 また、購入者の多い旅行券は弁済業務保証金制度の対象外となる。 利用者はリピーターが多く、業者や消費者からの信頼も高かったという。 業者間の被害額は不明であるものの、ホテルやバス会社などからの問い合わせもあった。
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3月27日(金)07:34 | トラックバック(0) | コメント(0) | 旅行業界情報 | 管理
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