日本ブライト旅行社長のブログ
 
栃木県佐野市の旅行会社社長のひとり言です。
 


2009年ダカールラリー総合優勝

フォルクスワーゲンは、1月3日(土)から17日(土)まで、アルゼンチンとチリを舞台に開催された2009年ダカールラリー4輪部門に4台のレーストゥアレグで参戦し、6年目にしてついに総合優勝を勝ち取りました。

 新たに南米に開催地を移したダカールラリー。その初代優勝に輝いたのは、レーストゥアレグを駆るジニエル・ドゥ・ビリエール/ディルク・フォン・ツィツェヴィッツ(南ア/独)のコンビです。彼らは30年に及ぶダカール史上初めて、ディーゼルエンジンのマシンで優勝を掴みました。
 
さらにチームメイトのマーク・ミラー/ラルフ・ピッチフォード(米/南ア)も2位でフィニッシュ、フォルクスワーゲン レーストゥアレグの1-2フィニッシュに貢献しました。



ダカールレースについて

1977年、アビジャン/ニース ラリーに出場していたティエリー サビーヌは砂漠で方向を失い、遭難しかけました。

無事救助されたサビーヌですが、恐怖と同時に砂漠の広大さに大きな興味も沸き立てられました。

多くの人にこの砂漠の魅力を味わってほしいとサビーヌが考案したのが、ヨーロッパからスタートして、神秘的な砂漠を横断し、ダカールでゴールを迎えるという、パリ/ダカール ラリーです。



「出場した人全員にとっての、挑戦であり、そこに踏みとどまった人に夢を与えること」というのが、開催当初から現在に至るまで、一貫したスローガンとなっています。

アフリカは、夢を秘めた未知の大陸であり、その夢は大きく広がっていくという考え方に立っています。

第1回目のラリーは、1978年12月26日にフランスのパリをスタートして、翌年の1月14日にダカールのローズ湖でゴールという10,000kmもの距離を走る壮大なラリーとして開催されました。

この時は市販車の参加は無く、2輪、4輪、トラックが一つのカテゴリーとして走りました。
台数はそれぞれ2輪が90台、4輪が80台、トラックが12台で完走は74台でした。

通過国はフランス、アルジェリア、ニジェール、マリ、アッパーボルタ、セネガルで、パリ/アルジェ/ダカール ラリーと呼ばれていました。

その後、通過国が変わることで、ラリーの名称も変化もありましたが、現在のダカール ラリーとなったのは2002年からです。

残念ながら、このラリーの創始者として賞賛を集めたサビーヌは、1986年のイベント中1月14日に起きたヘリコプター事故で帰らぬ人となってしまいましたが、その意志は主催者であるASO(アモリー スポール オルガニザシオン)に引き継がれ、今年で31回目を迎えます。



2009年ダカールラリーのルート

全長9,000km以上。そのうち6,000km以上がスペシャルステージ ラリー後半でのマラソン・レグ地形の90%は砂地 厳しい暑さ、降雨、寒さ、標高など、めまぐるしく変わる過酷な気候条件によってドライバーの負担は大きくなる。
・標高4,000m、行程120kmのリエゾン・レグ
・運転経路6,300km弱
・空港周辺でのビバークはほとんどなし
・観客席は主催者側で用意
・ビバークの許可は参加者に留まらない
・スタート:2009年1月3日(土) ブエノスアイレス(アルゼンチン)
・休養日:2009年1月10日(土) ヴァルパライソ(チリ)
・最終日:2009年1月18日(土) ブエノスアイレス(アルゼンチン)
・参加総数 500以上(参加登録締め切り2008年7月11日)
 自動車200台 二輪車275台 トラック85台
・2008年の参加者のうち65%が今回も参加
・全長9000m以上の行程で、アンデス、アタカマ砂漠、アルゼンチンのカタマルカ州、ラ・リオハ州およびコルドバ州などを走破

~ 資料VWより ~

昨年は中止でしたので、VW頑張りました。



1月27日(火)22:13 | トラックバック(0) | コメント(0) | Car Collection | 管理

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