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ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ

注目を集めているのが『ターミネーター4』(以下『T4』)。
人間と機械の戦闘を描く人気SFアクション・シリーズの第4作だが、これに先駆けて先ごろ『ターミネーター:サラ・コナー・クロニクルズ』(SCC)がDVDリリースされた。

コンピューターが意志を持ち、核戦争を誘発する“審判の日”が未来に訪れ、それ以降、わずかに生き残った人類は地下に潜り機械に抗戦。そこで人々を統率して指導力を発揮し、機械軍の脅威となるのがジョン・コナーという男。機械軍はタイムマシンで過去の世界に殺人マシン=ターミネーターを送り、後にコナーを産むことになる女性サラ・コナーを消そうとする。



 映画の1作目で描かれたのは、1984年のロサンゼルスを舞台にした、ジョンを産む以前のサラのサバイバルで、未来のジョンが護衛として送り込んだ戦士カイル・リース(ジョンの父親にもなる)と共に彼女はターミネーターから逃げ回ることになる。


 続く2作目では、1994年、サラは10歳のジョンや、彼らを守る命を受けたターミネーターとともに、“審判の日”を回避すべく、ハイテク企業サイバーダイン社に侵入して、将来それを起こすコンピューター・システム“スカイネット”を破壊し、未来を変えることに成功した。

今回リリースされた『SCC』は、この2作目の続きだ。



映画版シリーズの3作目では、2004年にリセットされた“審判の日”の到来までが描かれていたが、『SCC』との関連はないので、起こりうる別パターンの未来だったと思った方がよいだろう。


 『SCC』の物語は1999年から始まる。サイバーダイン社破壊の罪で追われるサラ・コナーと、高校生になった息子ジョンは偽名を使い、各地を転々としていた。

 そんなある日、突如現れたターミネーターにジョンは命を狙われる。彼の危機を救ったのは、未来のジョンが送り込んできた美少女型ターミネーター、キャメロン。彼女の話によると、“審判の日”は2011年に訪れるという。それを知ったサラは逃亡するだけの生活に終止符を打ち、ジョンやキャメロンと共に2007年にタイムスリップして、スカイネットの芽を潰そうとするのである。

回避されたはずの“審判の日”が迫ると共に、ジョンに殺人マシンが襲い掛かってくるというシリーズのパターンを踏襲しつつ、スカイネットの開発者の正体、キャメロンの過去や真の任務、未来から来たカイル・リースの兄デレク・リースの目的を次第に明かすスリリングな展開。

 随所にちりばめられたミステリーに引き寄せられ、1話見るとすぐ次が見たくなるのはテレビシリーズならではの面白さである。また、テレビシリーズにしてはアクションやバイオレンスも本格的で、キャメロンが敵と繰り広げる肉弾戦や、ターミネーターの生々しい解体といった目を見張る描写に驚かされるだろう。

さて、気になるのはこれが今夏の劇場用最新作『ターミネーター4』とどう結びついてくるのか、ということだ。

 現段階では『T4』の具体的な内容は明かされていないが、最新作で描かれるのは“審判の日”以降の2018年の物語で、サラはすでに亡くなり、ジョンは人類の指導者として機械軍と戦いを繰り広げているという。また、彼は『T3』に登場したヒロイン、ケイト・ブリュースターと結婚しているので、『T4』はむしろ3作目の続きなのではと見る向きもある。

しかし、気になるのは『T4』には機械に改造されたサイボーグ的なキャラクターが登場するという噂だ。実は『SCC』にも人間が機械に“何か”をされている描写があり、『T4』の”噂”との関わりを連想させずにおかない。

 『SCC』は現在2ndシーズンが全米で放映されているが、このタイミングで製作・放映されている以上、今夏の映画に何らかのつながりがあるのは間違いないだろう。

 いずれにしても、『T4』への期待を高めるなら見逃せないシリーズ。今後の展開をあれこれと予想するのも、ファンの楽しみである。そのヒントを提供してくれるのが『SCC』なのだ。

長男と二人で映画鑑賞でありました。



2月21日(土)22:04 | トラックバック(0) | コメント(0) | テレビ・映画 | 管理

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