スウェーデンに学ぶ「持続可能な社会」 |
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スウェーデンに学ぶ「持続可能な社会」 ~フォアキャストする日本、バックキャストするスウェーデン~
講師:小澤徳太郎氏(元スウェーデン大使館員・環境問題スペシャリスト) 日時:2008年10月9日(木)19:30~21:45 会場:NPO法人一新塾教室(東京都港区芝3-28-2カスターニ芝ビル2F)
20世紀、人類は物質文明を謳歌し「経済規模の拡大」に邁進してきました。 そして、これからの50年。私たちが否応なく人類史上初めて直面する2つの難題があります。 一つは「少子化・高齢化問題」。 もう一つは「環境問題」です。
そして、環境問題への具体的な行動は、大量生産・大量消費・大量廃棄の持続不可能社会から持続可能社会への大転換なのです。
2005年1月1日、スウェーデンで世界初の「持続可能な開発省」が誕生し環境省が廃止されました。この改革は20世紀の「福祉国家」から21世紀の「緑の福祉国家」「持続可能社会」への転換政策をいっそう加速する目的で行われました。
その際に用いられた政策的手法が「バックキャスト」です。 スウェーデンの未来予測レポートでしばしば使われるこの言葉は、日本では耳慣れない言葉ですが、「将来のあるべき姿を想定し、それに基づいて、いま、何をしたら よいのかを判断する」といった意味です。
対して、日本の政策は「長期ビジョンが不明確のまま現状追認」する 「フォアキャスト」であると小澤徳太郎氏は指摘されます。
小澤徳太郎氏は、22年間スウェーデン大使館科学技術部に在席され、スウェーデンと日本の対応を同時進行ウオッチしてきた経験に基づいた独自に創造した「環境論」を展開されています。 そして、この考え方でいくと「日本の現状は大変な状況にあるのではないか、この日本をどうにかしなければ!」との強い思いを抱いていらっしゃいます。
「スウェーデンをまねしろ!」といいたいのではない。 21世紀のグローバルな市場経済の荒海を、先頭を切って進む「スウェーデン号」の「行く先」と「操船術」を真剣に検証してほしい。 国際社会の動きにたえず振り回されている感がある日本の「21世紀前半のビジョンづくり」のために。
小澤氏のメッセージです。 スウェーデンの「持続可能な社会づくり」の政策と「バックキャスト」の手法を学び、私たち市民の手で「理想の社会ビジョンづくり」をしませんか?
ご参加をお待ちしています!
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| ■テーマ:『スウェーデンに学ぶ「持続可能な社会」 ~フォアキャストする日本、バックキャストするスウェーデン 』 ■講 師:小澤徳太郎氏(元スウェーデン大使館員・環境問題スペシャリスト) ■日 時:2008年10月9日(木)19:30~21:45 ■プログラム概要: 19:30 講演 20:40 質問 21:10 ミニワークショップ 21:45 総括 ■会 場:一新塾セミナールーム [住所]東京都港区芝3-28-2カスターニ芝ビル2F [地図]http://www.isshinjuku.com/01issin/i_chizu-1.html [交通] JR「田町」駅より徒歩8分、 都営三田線「芝公園駅」「三田駅」より徒歩6分 都営浅草線「三田駅」より徒歩7分 都営大江戸線「赤羽橋駅」より徒歩5分 ■主 催:NPO法人一新塾 http://www.isshinjuku.com/ ■参加費:1000円(当日、受付にて承ります) ■申込み:末尾フォーマットにてお願いします。
【 講師プロフィール 】 小澤徳太郎氏(元スウェーデン大使館員・環境問題スペシャリスト)
1973年スウェーデン大使館に入館。科学技術部環境保護オブザーバーとして環境・エネルギー問題、労働環境問題を担当。1993年「環境基本法案等に関する衆議院環境委員会中央公聴会」公述人。 1995年スウェーデン大使館を退館。 「環境問題スペシャリスト」として独立。 執筆・講演活動を開始する。 1996年「第11回原子力政策円卓会議(最終回)」招聘者(原子力委員会)。
著書に『スウェーデンに学ぶ「持続可能な社会」~安心と安全の国づくりとは何か』(朝日選書) 『21世紀も人間は動物である~持続可能な社会への挑戦 日本vsスウェーデン』(新評論) 『いま、環境・エネルギー問題を考える~現実主義の国スウェーデンをとおして』(ダイヤモンド社) -------------<申込フォーマット宛先:iss@isshinjuku.com>-----------------
■公開講座『スウェーデンに学ぶ「持続可能な社会」』 (2008年10月9日)に参加します。
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9月20日(土)22:00 | トラックバック(0) | コメント(0) | お知らせ | 管理
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