学校週5日制 |
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| 1992年9月12日「学校週5日制」スタート
1992(平成4)年9月12日の土曜日、全国の国公立の幼稚園、小学校、中学校、高校で「学校週5日制」がスタートした。
文部省(現・文部科学省)の《子供の自由時間を少しでも増やすことによって、自分で考え判断する力を養い、知識だけではない発想力豊かな子供を育てていこうという新しい教育観に立った21世紀へ向けてのスタート》という考え方だった。
当日、西武百貨店では、同店に勤める小学生の子供をもつ親を対象に、親の職場を見学するデパート参観を実施。 さらに帰宅時間を早め、「少しでも親子の対話の時間を」などの配慮がなされた。
また,文部省は「12日に何をしましたか」「だれと過ごしましたか」などのアンケートを実施した。
土曜の休みは徐々に増え、2002年4月からは“完全学校週5日制”に移行した。
当初から、土曜の授業分をどう平日に上乗せするか、修学旅行などの学校行事を削減するかなどカリキュラムの問題が指摘され、実際、「子供が何もしないで休日を過ごしている」と不安を訴える親がいるほか、完全5日制で子供たちの学力が落ちたと指摘する声は絶えない。
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9月12日(金)07:32 | トラックバック(0) | コメント(0) | 社長日記 | 管理
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