おとなのだけの決断 2 |
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| 県教委は12日の県議会文教警察常任委員会で県立高再編後期実行計画案(2010-14年度)の素案を発表した。この中で、懸案の中高一貫教育校を県北地区に1校設置することを初めて明言。 慎重な検討を進めている段階として、設置校発表は08年度早期になるとの見通しを示した。 また矢板高と塩谷高、佐野松陽高と田沼高の2組の統合は11年度とするスケジュールも発表。 佐野女子高の共学化は11年度から、黒磯南高は13年度から総合学科制高校となる。
県教委の素案によると、新たな中高一貫校は再編基本計画に「地域バランスを考慮」とあり、県北への設置を検討してきたが、県教委は「設置理念を明確にし地元への影響などを考慮した上で選定する」と明言した。 一貫校設置をめぐっては矢板、那須塩原両市から誘致要望が出されている。
統合する佐野松陽高(現五学級)と田沼高(現四学級)は工業、商業、家庭、福祉の四学科で六学級程度に再編。矢板高(現五学級)と塩谷高(現三学級)は農業、工業、家庭、福祉の四学科で五学級程度となる。
閉校となる田沼、塩谷の両校の校舎については、福祉実習棟などの活用を今後検討していく。
統合の理由として、県教委は「平均学校規模がほかの学区より著しく小さくなると見込まれるため」と説明。那須学区も学校規模縮小が見込まれるが、「広大なエリアに点在し各校とも地元生徒の割合が高い」として今回の再編は見送った。
佐野女子高の共学化は、中高一貫校となる佐野高の男子定員枠が狭まることなどが主な理由。 総合学科制となる黒磯南高は、那須学区への設置を提言した再編基本計画に基づき選定した。
基本計画にある県央以北へのフレックス・ハイスクール(単位制高校)の設置は、適地を模索している段階で「引き続き検討する」と説明した。 ~下野新聞社 2008年03月13日記事 抜粋~
本当におとなだけの決断でよいのか?
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3月13日(木)07:21 | トラックバック(0) | コメント(0) | 社長日記 | 管理
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