日本ブライト旅行社長のブログ
 
栃木県佐野市の旅行会社社長のひとり言です。
 


覇者は史上初敗者復活戦から勝ち上がった!

12月23日、漫才日本一を決める『M-1グランプリ2007』(ABC・テレビ朝日系にて生放送された)の決勝戦が行われ、敗者復活戦から勝ち上がったサンドウィッチマン(伊達みきお・富澤たけし)が優勝し、出場4239組の頂点に立った。 

■『オートバックスM-1グランプリ2007』
決勝得点結果
1.サンドウィッチマン 651
2.キングコング    650
3.トータルテンボス  646
4.ハリセンボン    608
5.笑い飯       604
6.ザブングル     597
7.ダイアン      593
8.千鳥        580
9.POISON GIRL BAND 577



最終決戦
1.サンドウィッチマン 4票(島田紳助、松本人志、上沼恵美子、オール巨人)
2.トータルテンボス  2票(ラサール石井、中田カウス)
3.キングコング    1票(大竹まこと)

■『オートバックスM-1グランプリ2007』優勝者一覧
第1回 2001 中川家
第2回 2002 ますだおかだ
第3回 2003 フットボールアワー
第4回 2004 アンタッチャブル
第5回 2005 ブラックマヨネーズ
第6回 2006 チュートリアル
第7回 2007 サンドウィッチマン



今回、優勝したサンドウィッチマンの事務所は吉本興業ではなく、フラットファイブという東京の事務所で驚きであった。

漫才自身は、まさに典型的なしゃべくりまんざいの正統派という意味でサンドウィッチマンは、今回審査員となっていた重鎮勢に対し受けがよかったのではないだろうか。
一方でトータルテンポスとキングコングはリズムを大切にした新しいタイプの漫才でした。

漫才作家が育っているのか?
ネタは新しくなければならないわけで、そういった才能の育成も芸人と同様に行うべきだが、実際には一番空洞化の進むところ。なぜなら、面白いことを考えられる人は自分から前に出てしまうからか?。

基本に忠実な漫才師が漫才をやめて、バラエティーに出演、MC系の仕事をさせたほうがずっと「お金」になるという現実があり、しゃべくり漫才で名を成す若手も近い将来いかがか?。
あたらしいネタを作らなくなり、やらなくなるのではないかと危惧しています。

今回サンドウィッチマンは、ネタがないといっていたが、ネタは漫才師自身が考えるのではなく、作家が考えるべきものであり、それを歌で言うところの編曲は自分たちで行えばよい。

また、歌い方は自分たちでアレンジすればよい。
そういった本来あった構図が消えつつあることが、今回のM-1で明らかになった隠れた危機感ではないだろうか。

旅行業も同じで、セールス・企画・仕入手配・発券・チェッカー・添乗・経理・リスクマネージメントなど様々な役割を担う分業制から全て一人の顧客担当者が行うことが多くなり、余裕の無さを各社の業務から垣間見ることがあります。

その余裕の無さが、漫才のスベルに繋がり、旅行業界のミスになるのでしょう。

最後に、サンドイッチマンが敗者から復活優勝し、素晴らしいドラマを見させていただいたが・・・審査委員技量が選考するとき無かったか?実力を認めながらドラマ仕立てにしたのか?

とにかくサンドイッチマンの漫才と島田紳助が紳助・竜助で活躍していた頃とダブって見えたのは私だけでしょうか?



12月23日(日)23:46 | トラックバック(0) | コメント(0) | 社長日記 | 管理

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