日本ブライト旅行社長のブログ
 
栃木県佐野市の旅行会社社長のひとり言です。
 


ネットなのか?  ネットではだめなのか?

2006年10月紙媒体のエイビーロードが休刊。
鳴り物入りで始まったインターネットのタビニは2005年08月に解散してしまいました。

ネットなのか?
ネットではだめなのか? 

航空会社17社の共同旅行サイト「タビニ」が2002年03月スタートした。
海外旅行の検索から予約,購入,決済,配送までの手配が,インターネット上の一貫したシステムで行える。
航空会社の共同運営による信頼性とオンラインならではのサービスが特徴だ。

 航空チケットに宿泊先や観光などをセットにした“パッケージツアー”ではなく,旅行経路や航空会社,ホテルなどをユーザーが自由にプランニングできるFIT(Free Independent Tour:個人手配旅行)と呼ばれる海外旅行スタイルである。

そして,インターネットを利用したオンライントラベルサービスは,FITのような個人レベルのニーズに迅速に応える有効な手段として期待が集まった。

 インターネット上で,海外旅行商品の検索から予約,購入,決済,チケットの配送まで一貫したシステムを提供。海外旅行でのさまざまな手配がインターネット上のシステムだけで行える“海外旅行のワンストップサービス”。



既存の旅行会社にとって,脅威となるオンラインチケットサービス。それが,大手航空会社の共同運営となったらなおさらだった。

個人手配旅行(FIT)人口が年々増加傾向にあるとし、初年度で会員数6万人/売上20億円、5年後で会員数60万人/売上600億円を見込んでおり、FITのリーディングカンパニーを目指すと言っていた。

しかし、タビニは、2005年08月31日付で営業を停止し、会社を解散した。大手航空会社が共同出資して設立したが、予約サイト間の競合の激化などで伸び悩んだ。

 営業停止に伴い、予約した内容を「マイページ」で確認することもできなくなるが、決済が完了している航空券や旅行商品は問題なく利用できた。
9月1日以降出発分については、決済が完了済みのものについても同社分の手数料なしで取り消し・払い戻しに応じる。サポートセンターは当分の間継続し、問い合わせを受け付けた。

 同社は日本航空や全日本空輸など航空会社17社と米Travelocityが共同で設立。ネット上で海外旅行商品の検索から予約、購入、決済、チケット配送まで一貫して行える「tabini」を開設した。

だが旅行サイト間で価格競争も激しく、黒字化は果たせなかった。

 



3月6日(火)00:12 | トラックバック(0) | コメント(0) | 旅行業界情報 | 管理

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