日本ブライト旅行社長のブログ
 
栃木県佐野市の旅行会社社長のひとり言です。
 


太平洋のピンクパレス

ワイキキのど真ん中にそびえるピンクの宮殿は、ハワイに行ったことがある方ならご存じのはず。
このピンクパレスこと「ザ・ロイヤル・ハワイアン」は、ワイキキの中でもその歴史とホスピタリティにおいて最高クラスのホテルです。



ワイキキのランドマークでもあるその外観から「太平洋のピンクパレス」とも呼ばれるザ・ロイヤル・ハワイアン。このホテルは海運会社を営んでいたウィリアム・マトソン氏が、サンフランシスコとハワイとを繋ぐ豪華客船のゲストを迎えるため1927年に開業しました。

ワイキキビーチの近くにあって、本館の部屋の約半分はココナッツや大きなネムの木を臨むガーデンビューです。



その理由は、客船に揺られて海ばかり見ながらやってきたゲストに、せめて逗留先ではハワイの瑞々しい緑を眺めて過ごしてほしいとの配慮から、椰子の木が生い茂る庭園が望めるような作りになっているのです。壁や施設、さらにはタオルなどのアメニティまでピンクで統一された室内は、天井を高くした設計になっています。これも、狭い船室で過ごしてきた昔のゲストのため。客室の扉には、一つひとつが手彫りの彫刻が施され、特別な空間で過ごす時間を否が応でも盛り上げてくれます。近年リノベーションが施されたという隣接するタワーは、全室がオーシャンビュー。ラナイからダイヤモンドヘッドと、青く輝く海を同時に望む光景は、夢に描いたハワイのバカンスの景色そのものです。


歴史的なエピソードに満ちあふれるこのホテルがもっとも誇るもの、それはきめ細やかなホスピタリティです。フランスで設立された、一流コンシェルジュで組織される国際組織「レ・クレドール」に所属する、ハワイでただひとりの日本人コンシェルジュをはじめとして、滞在を手助けしてくれるベテランのコンシェルジュたちがきめ細やかな旅のアレンジをしてくれます。このホスピタリティのすばらしさは、実は日本を旅立つ前からはじまっています。例えば、スイートルームを予約すれば、出発前にコンシェルジュからEメールが届き、旅のアドバイスなどの相談に乗ってくれるのです。
 また、オアフ島で唯一のガーデンスパ「アバサ・ワイキキ・スパ」も、ロイヤル・ハワイアンの中にあります。ハワイ王朝時代に植えられた大きなヤシの木と豊かな緑、そして静寂に包まれて施されるトリートメントにはリピーターも多いのだとか。ゆったりと受けるマッサージやボディトリートメントはもちろん、フェイシャルなどの人気も高く、その心地よさに、疲れた心までも癒されることでしょう。
 ロイヤルハワイアンの正面、カラカウア大通り沿いにある「ロイヤル・ハワイアン・ショッピングセンター」は、3つのビルの工事のうち、アラモアナ側のAビルの改装工事が終了し、今年度中にはBとCの工事も終了予定。すべてが完成すれば100店舗以上のテナントが入る一大エリアとなります。こうしてできあがっていく新しい時代のロイヤル・ハワイアンも注目していきたいところです。



5月15日(火)13:13 | トラックバック(0) | コメント(0) | 旅行業界情報 | 管理

コメントを書く
題 名
内 容
投稿者
URL
メール
添付画像
オプション
スマイル文字の自動変換
プレビュー

確認コード    
画像と同じ内容を半角英数字で入力してください。
読みにくい場合はページをリロードしてください。
         
コメントはありません。


(1/1ページ)