本日、美術館の2誌朝刊に掲載されました。 |
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| ―― 2007.4.25 下野新聞 ――
少年の日美術館が5周年
【佐野】御神楽町の安藤勇寿「少年の日」美術館の開館五周年企画展が二十四日から始まった。
色鉛筆を駆使して独自の世界を築いてきた児童画家・安藤勇治さん(55)の新作二十八点が楽しめる。
目を引くのが「泣いてたまるか」という三畳分の大作。
河原でけんかする子どもの様子は、これまでにないストレートな表現だ。
安藤さんは「けんかの中には人間が必要な感情が丸ごとある。体ごとぶつかる大切を表現したかった」と、作品に込めたものを説明する。
このほか「影遊び」「先輩」「かえるとび」など、ほのぼのとした作品が見られる。 下野新聞県南版 掲載
―― 2007.4.25 東京新聞 ――
郷愁誘う色鉛筆画:佐野で安藤勇寿さん新作原画展
色鉛筆の優しいタッチが人気の児童画家、安藤勇寿さん(55)の「新作原画展」が二十四日、佐野市御神楽町の「『少年の日』美術館」で始まった。
郷愁を誘う新作二十八点が初披露され、安藤さんは「今を生きる子どもたちへのメッセージを込めた」と話していた。九月二日まで。
今回の目玉は、六カ月余を費やした大作「泣いてたまるか」(縦百八十センチ・横二百七十センチ)。
少年らが泣きべそをかきながらけんかする姿を描いた作品で、顔の傷や衣服の繊維までを細密な鉛筆遣いでとらえ、絵を長時間のぞき込む来館者もいた。 安藤さんは「今の子どもは大人のけんかばかり。 暴力を勧めるわけではないが、子どものけんかで人は成長すると伝えたかった」と作画の動機を振り返った。
また、タケノコと少年を描いた「背くらべ」や冬の日の一場面を描いた「ひなたぼっこ」「落ち穂ひろい」など心温まる作品が会場にあふれていた。
安藤さんは、佐野市出身で、イギリス、イタリアなど海外四カ国で発表した作品が高く評価されている。NHKテレビ「みんなのうた」の絵や、フォークデュオ「ダ・カーポ」のCDジャケットを担当するなど幅広く活躍している。 ※作品は、ご来館の際にお楽しみください。
ボランティア役員の方からも掲載にメールが届いています。
5月5日の開館5周年記念イベントにお越しください。 高校生以下は、無料です。
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4月25日(水)16:10 | トラックバック(0) | コメント(0) | 美術館・博物館 | 管理
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